33. レリッサとお出かけ1

 髪を梳く優しい櫛の感触。

 マリアが、レリッサの髪をいくつかの束に分けて編み込んでいく。

 時折、リボンを交えながら編んでいけば、コンパクトながら華やかな印象のヘアスタイルが出来上がる。


「できましたよ」


 とマリアは微笑んで、同僚の侍女から鏡を受け取ると、レリッサの後頭部が見えるように、鏡を立てた。


「本日はフードをお召しとのことですから、出来るだけ崩れないようにしっかりと編み込んでおきました」


 続いて、フード付きの外套をレリッサに着せると、マリアはレリッサの手をきゅっと握った。


「道中、くれぐれもお気をつけて。あ、決してリオネル様のお側を離れてはいけませんよ。それから、変なものはお口になさらないように。良いですね?」

「もう、マリアったら…子供じゃないんだから、大丈夫よ」


 レリッサが笑ってそう言うと、マリアもふっと笑った。


「そうですわね。ぜひ楽しんでいらしてください」

「ええ、ありがとう」


 今日は約束の、リオネルと出かける日だ。

 マリアに促されて部屋を出る。階段を降りていけば、玄関にはマントを羽織ったリオネルとアイザックが、すでに待っていた。

 二人は険しい顔つきで何かを話していたものの、レリッサが階段を降りて来たのに気づくと、その表情をさっと消してこちらを見た。


「おはよう。レリッサ」

「おはようございます。リオン様。アイザックも」

「ああ」


 アイザックは相変わらずの無愛想さで、軽く手を上げて答えた。


「今日の髪型も良く似合ってる」


 リオネルはそう言いながら、レリッサの外套のフードを持ち上げてかぶせた。


「フードで隠れてしまうのが残念だ」


 そう言うと、自身もマントのフードを深くかぶって、レリッサに手を差し出した。


「行こうか」


 リオネルが差し出してくれた手に、手を重ねる。

 リオネルはレリッサの手を引いて、うまやへと向かいながら、後ろをついて歩くアイザックに視線を送った。


「悪いね、シンプトン少尉」

「いえ、お気になさらず」


 厩へ着くと、レリッサが以前にも乗った、リオネルの黒毛の馬がすでに準備万端で待っていた。馬の後部には荷物が下げられていて、今日は二人乗りができるように専用の鞍が用意されている。

 先にリオネルが乗って、レリッサを引き上げる。途端に視界が高くなった。


「行こうか」


 リオネルがアイザックに声をかけてから動き出した。


「どちらへ行かれるんですか」

「うん。南に下ろうと思ってる」


 王都は北から南に伸びている。

 北には王が座す王宮があり、目抜き通りはその王宮から、王都を縦断する形で南へと通っているのだ。

 貴族街を出て、行き当たった大通りを南へと向かう。

 大通りは人と馬車とで混雑していて、馬は時折歩みを止めながら、ゆっくりと進んだ。

 やがて、貴族と平民が混じり合うエリアを抜けると、一気に建物が簡素になった。道路には土埃が立ち、露店が増える。


「レリッサ、王都の南側は初めて?」


 きょろきょろと辺りを見回すレリッサに、リオネルがくすりと笑って言った。


「はい。馬車で通り過ぎたことくらいはあるんですが…」


 肉を焼く芳しい香りに、屋台に並ぶ瑞々しい果物や野菜。装飾品や服を売る店も出ていて、どの店も賑わっている。


「ここは庶民の生活の要だからね。王都は流通が活発だから、下町といえども売買される品物は豊富だ」

「領地では見ないものもたくさんあります」

「帰りに、時間があれば少し寄ろうか」

「良いんですか?」


 レリッサは、露店に向けていた視線を、パッとリオネルに向けた。

 その期待するような目の輝きに、リオネルが微笑んで頷いた。


「良いよ。じゃあ、用事は手早く済ませてしまおう」


 そう言うと、リオネルは馬の鼻の向く先を変えた。

 今まで通りを南に下るだけだったのを、脇道へと入る。

 馬と人がようやく一人通れるか、と言うほどの細い道を入ると、やがてぽかりと広い敷地にたどり着いた。

 門とも言えない石垣に渡された木の扉を抜けて、敷地の中へ入っていくと、少し大きめの家が一軒立っていて、玄関の前で子供達が遊んでいた。


「あ、リオン様だ」

「マザー! リオン様来たー!」


 子供たちがわっとこちらへやって来る。

 何人かが、家の中に飛び込んで行って、女性の手を引いてやってきた。


「これはリオン様」


 そう言って頭を下げたのは、頭に白いものが混じる女性だった。

 老女かと思えばそうでもなく、持ち上げた顔は溌剌として肌にはそれなりに張りがある。おそらくその見た目の印象よりはずっと若いのだろう。


「やぁ、マザー。これ、差し入れ」

「いつも申し訳ありません」


 リオネルが馬の後ろに下げていた麻袋を二つ下ろすと、背の大きな子供たちが率先して、その麻袋を建物の中へと運び入れて行く。

 入れ違いに何人か男性が出てきて、リオネルの姿を見つけると笑みを浮かべてこちらへやってきた。


「リオン様」

「様子を見にいらしたんですかな」

「ちょうど良かった。設備がいくつか古くなっていて、ご相談したいと思っていたんですよ」


 男性たちの会話に答えながら、リオネルは腕にまとわりつく子供たちを器用に遊ばせてやっている。リオネルのその姿に、レリッサとアイザックは顔を見合わせた。


「リオン様、そちらは?」


 リオネルと男性たちの会話を少し後ろで聞いていた女性が、レリッサたちに目を止めた。


「ああ。ごめん。ほったらかしで」


 リオネルはレリッサとアイザックの背中を軽く押して、全員に見えるように前へと促した。

 その途端、子供たちはさっと笑顔を消して、警戒の眼差しをレリッサたちに向けてきた。大人の方も、あからさまではないにしろ、その目には、とても歓迎されているとは言い難い、疑いの色が浮かぶ。


「こちら、俺の婚約者。それから、同僚だよ」

「リオン様の婚約者?」


 女の子たちの表情が、途端にぱっと明るくなった。


「じゃあ、お姫様なの!?」

「だからドレスを着てるのね! 素敵!」

「髪の毛にリボンが入ってて可愛い!」


 先ほどの警戒の表情がどこに行ったのか、レリッサを取り囲んで見上げてくる。

 その姿が、いつかのサマンサの姿に似て見えて、レリッサは少し微笑むと、子供たちの視線に合わせるように座り込んだ。


「初めまして。レリッサよ。お姫様ではないの。ごめんね」

「なんだ〜」

「でもお姉ちゃん可愛いから、特別に許してあげる」

「リオン様は王子様だから、リオン様のお嫁さんのお姉ちゃんは、これからお姫様よ」


 リオン様は王子様。

 その言葉に、レリッサは驚いてリオネルを振り返る。

 口にしないまでもレリッサの視線から、「この子たち、知ってるんですか?」というレリッサの問いかけを読み取ったのか、リオネルが苦笑いをしながら首を横に振った。


「違うんだって言うんだけど、聞いてくれないんだよ」

「リオン様は王子様だもん! かっこいいし! 優しいし!」


 そう主張する女の子たちの目はキラキラと輝いていて、リオネルを見つめる目には、可愛らしい憧れが浮かんでいる。


(確かに、身近にこんなにかっこいい人がいたら、王子様だって思っちゃうかも)


 そう思うと、彼女たちの言うことが微笑ましく思える。


「ねぇ、そっちの怖いお兄さんは?」


 黙って聞いていた男の子が、アイザックを指差した。

 アイザックは『怖い』と表現されたことに、なんとも言えない顔をする。その表情がまた余計に険しいので、彼を指差した男の子がひるんで一歩下がった。

 その様子にリオネルが少し笑いながら、アイザックの肩を軽く叩いた。


「あー。大丈夫、大丈夫。彼はアイザック。軍の兵士だよ。この間まで警邏けいら部隊にいたから、みんなももしかしたら会ったことがあるかもしれないよ」

「軍人さんなの!?」

「だから剣持ってるんだ!」


 わっと男の子たちが声を上げる。

 何人かが建物の方へ取って返し、すぐに木剣を持って戻ってきた。


「お兄ちゃん、俺と戦お!」

「俺も!」

「え…いや、自分は…」


 アイザックが腕を引かれながら、助けを求めるようにリオネルを見る。

 笑いをこらえながら、リオネルは手を振った。


「ごめん。ちょっと遊んでやって」

「お姉ちゃんは、私たちと一緒に遊ぼう?」


 レリッサの手を、女の子たちが引っ張る。

 リオネルを振り返ると、彼はレリッサにも「お願い」と手を合わせる仕草をした。

 レリッサとしても、別に女の子たちと遊ぶのは構わなかった。昔は、こうしてホーリィやサマンサと良く遊んだものだ。


「良いわよ。何して遊ぶ?」

「お絵かきがいい」

「だめ。お人形がいい」

「じゃあ順番ね」


 手を引かれて建物に入る。中は窓が大きく取られていて、開放的な空間だった。

 小さめの黒板が壁にかかっていて、小さな机と椅子がいくつか並べられている。


「ここは学校なの?」

「学校というよりは、子供たちの預かり所なんですよ」


 レリッサの問いに答えたのは、先ほどマザーと呼ばれていた女性だった。


「ご挨拶ができずに申し訳ありません。私、ここの預かり所をリオン様から任されているソアラと申します。みんなからはマザーなんて呼ばれています」

「レリッサ・ラローザです」


 そう告げると、彼女は少し目を見開いた。


「ラローザというと、パトリス様の…」

「兄をご存知なんですか?」


 今度はレリッサが目を見開く番だった。


「ええ。ここは、リオン様とパトリス様の共同出資で建てられた預かり所の一つです」

「…と言うことは、ここ以外にも?」

「ええ。この近辺に、他に二ヶ所ございます」

「お姉ちゃん、早く」


 くいっとレリッサの手が引かれる。

 レリッサはマザーと共に、女の子たちに促されるままさらに建物の奥へと入った。

 教室と思しき部屋の隣室には、木で作られたローテーブルがいくつかと、壁際におもちゃや絵本が並んでいた。


 レリッサと一緒に、マザーも女の子たちに促されて一緒にお絵かきをし始める。

「蝶々を描いて」「お花も」と言う女の子たちの要望に応えながら、レリッサは同じようにクレヨンを握るマザーに話しかけた。


「こちらはいつから?」

「さぁ…もう十年くらいになるでしょうか…」


 十年と言うと、リオネルもパトリスもまだ十四歳のはずだった。

 マザーは絵を描く手を止めて、ぐるりと部屋の中を見回した。


「ここは、仕事で子供の面倒を見られない大人たちが、子供を安心して預けて働くための施設なんです。親が働いている間、子供達は野放しになってしまうでしょう? それで危ないことに巻き込まれたり、時には攫われたりするような子供も昔は多くて…。それを知ったリオン様が、こうして土地を見つけ、建物を建てて、子供が集まれる場所を用意してくださったんです」


 マザーの他にも、何人かの大人がリオネルに雇われる形で、この施設に住み込んで、昼夜問わず、子供たちの面倒を見ているのだと言う。


「一緒に遊んだり、時には教えられる大人が、簡単な勉強を教えたりなどして過ごしています」


 利用するには、月に銅貨二枚――これは平民で言う、肉の串二本分くらいの価値らしい――、食事がついて、週に三回シャワーも浴びられる。遊ぶにも何をするにも、他にかかるお金は一切必要ない。


「私どももちゃんとお給料を頂いておりますし、本当にありがたくて。しかもこうして定期的に様子を見にいらして、差し入れをくださったり、新しいおもちゃや絵本をくださったり…」


 マザーが窓の外に視線を移した。

 ちょうど建物の屋根を見上げながら男性たちと話していたリオネルが、子供たちに誘われて、木剣を握らされているところだった。


「ああして、子供たちともよく遊んでくださって」

「軍で働いているとしかおっしゃらないが、一体、どこのやんごとなきお方なのかね」


 話に入ってきたのは、先ほどまでリオネルと話していた男性だった。手ぬぐいで汗を拭いながら、部屋の中に入ってくる。


「マザー、屋根の修繕、なんとかなりそうだよ。リオン様が修理を手配してくださるそうだ」

「本当? よかったわ」


 マザーが嬉しそうに手を合わせた。

 男性はマザーとレリッサとは少し距離を置いてあぐらをかいて座ると、窓の外を眺めた。


「立派なお方だ。ここの他にも、孤児院や、潰れかかっていた医療院に援助を申し出て、立て直してくださったなんて話を聞く。直接的にしろ間接的にしろ、下町の連中で、あの方の世話になっていない奴なんていないってくらいだ」

「あまりに私どもに手をかけてくださるんで、リオン様のお懐が大丈夫かと心配になるくらいなんですよ」

「ここの利用料だって、銅貨二枚と言わず、銀貨二枚だって取っても良いくらいだ。それなのにあの方は、金のことは気にしなくて良いなんておっしゃる」


 五歳から元帥として軍で働いてきたリオネルだ。

 服は軍の支給の軍服だし、食事も軍の宿舎で無料で提供されることを考えると、彼個人の出費はそう多くないはずだ。

 人の懐具合を探るのは下世話な話だったが、彼らが心配するほどには、リオネルの懐は痛んでいないかもしれない。


「きっと心配なさらなくて大丈夫だと思いますわ」


 レリッサの言葉に、マザーと男性は顔を見合わせて、どこかほっとしたように笑った。


「良かったわ。リオン様のお相手があなたみたいな方で」

「え?」

「私ら、リオン様がご結婚なさったら、きっとこの支援は打ち止めになるんじゃないかと思っていたんですよ。今はリオン様お一人の金でも、結婚するとそうは行かんでしょう。見た所、あなたは貴族だ」


 男性の言葉に、マザーが口を挟んだ。


「ラローザ家のお嬢様なのよ」

「ああ、パトリス様の」


 男性は頷くと、「どうりで」と呟いた。


「貴族は私ら平民と接するのを嫌がる。当然、リオン様の奥方になる方もそうではないかと思いましてね」


 彼らは、リオネルが結婚したら、その妻が、彼がこうして平民たちと関わりを持つのを嫌がるのではないかと、そう思っていたらしい。

 リオネルがレリッサをここに連れてきたのは、彼らを安心させる意味もあったのかも知れないと思い至る。


「とんでもない。私も、リオン様がなさっていることは素晴らしいことだと思いますもの」

「ええ、本当に」


 感謝してもしきれないと、マザーも男性も声を揃えて言った。


 ひとしきり、子供達と絵を描いたり、人形でごっこ遊びをした後、レリッサはマザーに案内されて外へ出た。

 建物の裏が広い庭になっていて、敷地に沿って野菜が植えられている真ん中がぽかりと空いていて、そこでリオネルとアイザックが木剣片手に対峙たいじしていた。


「何をしているの?」

「マザー、これからリオン様とアイザックお兄ちゃんが勝負するんだよ」

「二人とも強いから、どっちが強いか戦ってみてよって言ったら、良いよってさ」


 リオネルはポンポンと木剣で肩を打っている。

 対するアイザックの方は、軽く素振りをして、木剣の感触を確かめているようだった。


「閣下。全力で行かせていただきます」

「良いよ。最近、身体が鈍ってるからちょうど良い」


 リオネルの言葉に、アイザックは眉をひそめた。

 身体が鈍っているから、良い勝負ができる。裏を返せば、身体が鈍ってなければ、勝負にならない。そう言われているようで、アイザックは苛立ちを隠さずに顔に出した。


「後からそれを言い訳にしないで頂きたいものです」

「するわけないだろ。子供たちに、かっこ悪いところは見せられないしね」


 それに、とリオネルが向けた視線の先には、レリッサがいる。

 アイザックは小さく息を吐いた。


「せっかくなので、何か賭けますか」

「意外だな。そう言うことは言わなさそうなのに。良いよ、何を賭ける?」


 ちらりと、アイザックの視線がレリッサを向く。


「帰り、どっちがあいつを乗せて帰るか…とか」


 へぇ、とリオネルが笑う。


「欲がないな。そんなことで良いのか」


 だけど、とリオネルは剣を構えた。


「“そんなこと”だけど、譲れないな」


 リオネルが地面を蹴る。それが合図になった。


 レリッサは、ハラハラしながらリオネルとアイザックの斬り合いを見ていた。

 二人がこちらを見て何か話していたようだが、内容までは聞こえなかった。

 ともあれ、どうやら遊びではなく真剣に剣を交えているようで、二人が怪我でもしないか、気が気でない。

 それは隣で見守っているマザーも同じようで、レリッサとマザーはぎゅっと胸の前で手を握った。


「リオン様頑張れー!」

「アイザックお兄ちゃん、負けるなー!」


 子供達は無邪気なもので、今や男の子も女の子も関係なく集まってきて、みんなが思い思いに好きな方を応援している。


 木剣と木剣が打ち合う、乾いた木の音が響く。

 遊びの延長で始まったはずの斬り合いはすっかり様相を変えて、リオネルもアイザックも真剣そのものだった。


 たかが木剣…と思いきや、プロが扱えば鋼の剣と変わらない威力を持つ。

 リオネルの剣の先が、寸ででかわしたアイザックの髪を断ち、彼の赤茶色の髪がはらりと舞った。


(ああ…見ていられない…)


 レリッサが祈るように顔を伏せるのを、リオネルは斬り合いの間に見届けて、ペロリと乾いた唇を舐めた。


「そろそろ終わりにしようか。どうやら限界らしい」


 アイザックの目が見開く。

 消えた。と思った次の瞬間には、リオネルの木剣が首筋に添えられていた。


 シン…と一瞬静まり返る。


「…負けました」


 アイザックが木剣を手から離し、両手を挙げた。

 わっと子供たちが歓声を上げる。

 リオネルは木剣を下ろすと、手を差し出した。


「強いな、アイザック・・・・・

「閣下の足元にはまだまだ及びませんが」

「いや」


 握り合った手に、力がこもる。

 リオネルの琥珀色の瞳が、アイザックのペリドットの瞳を捉えて、子供のような無邪気さで輝いた。


「君はいずれもっと強くなる」

「…精進します」


 子供たちが駆け寄って行って、二人を取り囲む。

 何事もなく勝負がついたことにほっとして、レリッサはようやく握っていた手を解いた。

 口々に「すごかった!」「ちょっと怖かった!」と言う子供たちの相手をしてやっているリオネルと、目が合う。


 レリッサが微笑むと、リオネルも同じように微笑みを返した。


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