一から火を起こすことの難しさを教えてくれるエッセイです。神社が舞台になっているということもあり、個人的に火の神秘を感じることもできました。巧みな構成で、最後まで飽きることなく読むことができました。試行錯誤の過程が細かく記されているので、(私を含め)小説を書く人には大変参考になるエッセイだと思います。