第3話
キレイな花は自然で
雑草は不自然で
桜は自然で
杉は不自然
人は多様性らしいじゃないか
自然の多様性も認めないと
クラスメイトもそうだったじゃないか
友達もいれば
友達にならない人もいる
それと一緒だ
そうか
だから
人は友達になれない
自然を
遠ざけてきたんだ
遠ざけた自然は
人の
視界にすら入らない
関心のない自然は
無くなっても誰も悲しまない
そうやって多くの自然は
無くなってきたんだな
でも
新しい時代は違う
世界中の自然に
関心を向けることが
できるから
世界中の自然に
関心が向いたから
世界中が
手をとることが
できたのかな
人のチカラってすごい
開発した人もすごいけど
それを活用するのも
人のチカラ
新しい時代を作っていくのも
人のチカラ
ガーデニングも人のチカラ
自然を作る活動をしているのも
人のチカラ
壊すことも人のチカラ
整った公園
芝生を駆ける犬
満開の桜
井の頭公園の水面に浮かぶ桜の花びら
不自然な自然を管理する
人のチカラもあるけれど
自然を楽しむ心があるのも
人だけだから
失敗して
笑い飛ばせるのも
人だけだから
自然と調和する建物を
作れるのも
人だけだから
自然を愛する心があれば
私達はきっと
クラスメイトの地球と
居心地の良い関係で
生きていける
そんな時代と
生きていこう
クラスメイトの地球 くじら時計 @k2kujiratokei
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます