『小さなお話し』 その84

やましん(テンパー)

『マッサージチェア』

(これも、フィクションであります。)



ねこママ 


『やましんさん、あたらしい、マッサージチェアを、導入いたしましたにゃんこ。ぜひ、ためしてください。一回、20ドリムです。』


 みれば、なんか、見たことあるような、椅子がある。


 やましん


『ふーん。いいよ。ちょうど、カタコリで死にそうなんだ。これね。どこに、お金入れるの?あ、あ、このあなね。なんか、すごい、アナログ的な雰囲気。よいしょ。  ガチャン‼️』


  ジョンワ〰️〰️〰️〰️☺️


『あ、きた。右肩が、しゅわしゅわ。なんか、微妙に、範囲動くな。これは、あたらしい、感覚だけど、ちょっと弱い。え、あ、これを回して、強にするの? よいしょ。』


  じょわわわ〰️〰️〰️〰️✨


 『あ、きく。うん。じょうひんだけど、効くね。やれやれ、むかし、職場で、ひとりだけ、みかたしてくれる、課長さんがいて、かたもみも、上手なんだけど、あわ、いたたた。なかなか、周囲の目もあるし。あ、いち! なんか、掴まれる感じ。いちちち。いい。』


 すると、椅子の中から、こえがする。


マッサージチェア


『やましんさん、凝ってますなあ。』


やましん


『え、しゃべったけど?』


ねこママ


『ほほほ、痛いところいえば、移動しますの。最新型ですから。』


やましん


『はあ〰️〰️〰️☺️じゃ、こし、痛い。』


 じょわー、が、集団移動し、腰にきました。


やましん


『あ、そこそこ。い、いい。いいなあ。』


マッサージチェア


『じーーーん。まもなく、時間が来ます。延長、10ドリムです❗』


やましん


『え、もう。したかない、いまやめたら、なんか、こころのこしだな。  はい。じゃりーん。』



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 

 マッサージチェアの裏側は、壁の穴につながっておりました。


『はい。こうたい、ほら、第2班、ごー❗』


 ぞろぞろぞろぞろ。


 ごき軍団一族の、小遣い稼ぎ&訓練なのであったのです。


 椅子は、そもそも、やましんちに、転がってた、古い、椅子さんでした。



・・・・・・・・・・・・・・・・ 💺


              おしまい

 


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『小さなお話し』 その84 やましん(テンパー) @yamashin-2

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