第6話ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
皆さん、ついに俺に黒髪ロングの彼女が出来ました!!!
いやあ、うれしいねえ。にやけるねえ。
俺は昨日の夜、鈴木に告白された。
あの黒髪の子だ。目もツンとしていてまさに俺のタイプど真ん中!!
あの後俺はうれしすぎてチャリを爆走していたら疲れてしまって家に着いた瞬間風呂にも入らずべットに横たわってしまった。
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ピピピピ、ピピピピ…。
俺は携帯の着信で起こされた。時計を見ると朝の5時。
なんだなんだ。一体だれが。
俺はスマホを耳に当てた。
「もしもし、ふみくん?なんでライン返してくれないの。
もしかしてもう嫌いになった?」
え、と思いメッセージを確認すると100件を超えていた。
どれも起きてる?だの、好きだよだのそんなものばかりだった。
「あ、悪い。昨日疲れて寝ちゃってさ。ライン見てなかった」
「あ、そうだったんだ。よかったあ。心配したじゃない!!!」
俺はめっちゃ怒られた。でもこんな通知きたの初めてだし少し嬉しいかも…。
今思えばここから俺はすでにおかしくなっていたのかもしれない。
「ごめん。今度からちゃんとかえすから。」
「別の女と話したりしてないわよね?もし…。」
「ん?もし…話したらどうなるんだ?」
「2度と子供産めなくしてやるから♡」
ゾクゾク…。背筋が凍る。
ま、まあ男子の友達も殆どいないから。大丈夫、だよ、な???
そこの画面の前にいる人よ、死んだらごめんな(笑)
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