第五章 Lazy Bone

光が消えると私はまた別の場所にいた

奥に進んでいくと

とても見覚えのある

そして懐かしく

さらには腹立たしい顔があった


「へっへ、よう、調子はどうだ?次々と幽霊達を殺して、心底楽しんでるか?」

そいつは最初と同じような口調で喋っていた

そう、あの忌まわしい骸骨の男だ

「お前にひとつ質問がある。お前は道を踏み外してると指摘された時それに従うか?それともその道を進み続けるか?」

何を言ってるのだろうか

「訳わかんねぇって顔だな。じゃあいいや言い方を変えよう。

お前は後悔する、この先、前へ1歩でも進んだ時人生最悪のバトルが始まる」

やはり何を言ってるか分からない、私は腹立たしい顔を消し去るために進んだ

「そうか、

骨の決闘者、お前はいつか俺に言ったな、『死ぬなと誓え』と

へへ、残念だけど俺は誓いを守るほど真っ当な野郎じゃねぇんだ」

私はそれの戯言を無視してナイフで斬りかかった。

しかし

「へへ、そんなんで当たってやるほど俺は優しくはないぜ」

私のナイフを持つ手をやつは掴んで止めていた。

その後何度斬ろうとしても彼は避け続けた

「やれやれ、皮肉なもんだな、自分の命を守るためにしていた行為が自分の身を危険に晒すんだから。

お前の人生は皮肉だらけだ、

ま、当たり前か俺と違ってお前にはもついてるんだから。

皮肉だけに」

私はさらに激しく攻撃をした。

が、やつはあっさり避けて話を続けた

「そんなに頑張らないでも、その武器を捨てて平和に生きようぜ。

それとも今までの殺しが折り損になるのが嫌なのか?」

「クダラナイ」

私が何度攻撃してもやつに当たる気配すらなかった

「最初に言ったが俺は『のスケルトン』だ。

だけど人を殺す事を怠けてるわけじゃない。お前のようなクソガキを殺した事もある

俺がお前を殺さない理由は、面倒だからだ

例え俺が何百回何千回お前を殺そうと、お前はだったら、俺はお前を攻撃しないお前も俺を攻撃できない。泥試合にしてお前が諦めるのを待つしかない」

そんな事起こるはずが無い、だが私も疲れてき始めていたそしてやつも

「はぁ、はぁ、言っただろ?お前は人生最悪のバトルに巻き込まれると、

絶対に終わらないバトル、最悪だろうな。

けどお前がその武器を捨てて諦めてくれたら、このバトルも終わりになる。

折り損でもいいじゃないか、人生そんな時もあるさ。

人生をやり直すチャンスなんて骨の数より多いはずだ。

たまには何もかも忘れて休めしたって良いだろう?」

しかし私はそんな話を聞きもせずまたナイフを突き刺そうとした。

「ま、そう来るよな。俺が甘かった」

勿論その手は止められた

しかし私はナイフを持ってない方の手で殴った。

やつは吹き飛んだ、そこにナイフをやつに突き刺した

「へへ、油断したな。

折り損だったのは俺の方だったな。」

そう言うとやつはただの骸となった

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