つれづれの庭園

@kwf

序章


その庭園は意味がないくらいただっ広かった。


雑草が生い茂っていて手が付けられなかった。


英輔は自分の持ち物であるその庭園を何かに活かせないものかと考えていた。


時に2013年の冬、彼は40歳だった。


叔父のコテージを譲り受けて、その庭園の壮大さに圧倒されてしまった。


コテージは2階建てで今相方の由々子が夕食を作っている。


都会育ちの英輔はこういった自然と調和することに多少の違和感はあったが、新鮮な気持ちが沸き上がってくる。


2020(R2)6/11(木)

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