無(五首)


毎週のように週末悪天候なにか仕組まれているようで嫌



青嵐の時期もすぐだと余花の言う虚無を引き摺り続ける孤独



引き籠もり長し鏡の前に立つお出かけ用の服に着替えて



低気圧の誘う眠気しかこない約束のない定休日の午後



時だけがタスクをこなしている日暮れ疲れていると手足投げ出す



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る