虚無を無くしたい

呆然と立ち尽くす中、

時が過ぎてく。

人が過ぎてく。

体は成長して衰える。

時に身を任せ、

人に舵を任せ、

心は夢を知って夢で塞がる。


そしていつの間にか、

自分がやりたいことすらできないような、

後悔する人生を歩んで、

眠くなる。


虚無感消えて、気づく。

『あぁすればよかった』

虚無感無くして、傷つく。

『どうして出来なかった』

誰のせいでもない、自分のせいと…。

また虚無に引き戻され立ち尽くす。


『あぁ、何して生きてきたのだろう。』


こうして立ち尽くす。虚無に立ち尽くす。

時も見えない、人も見えない、どこにいるか分からない。

そんな時、誰が立ち止まって、

虚無を放ってくれればいいのに。

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