マイナスゼロ〜裏社会の警察〜
もずく
第1話警視庁公安部特殊暗殺部隊 第1班
今日、俺は「マイナスゼロ」に配属された。
やっとこの日が来たんだ。
だけど、俺の本当の目的は、これからだ。
「世の中には、さまざまな「犯罪」がある。
窃盗、強盗、強姦、詐欺・・・例を上げれば
数えきれない程だ。中でも「殺人」とは、
人の命を殺めるということ。人間が決めた中で
最も大きな罪だ。
我々、警視庁公安部特殊暗殺部隊 第1班
通称「マイナスゼロ」は、国が決めた対象者を
秘密裏に処理する。対象者に選ばれる者は、
いずれも凶悪な殺人を犯した者。
強姦殺人、快楽殺人、大量殺人・・・種類は
沢山あるが、対象者になる者は、みな
人を殺すことを何とも思っていない奴らだ。
だからと言って、殺していいわけではないが…
国のお偉いさん方は、国の質を下げたく
ないんだ。まあ、半分は被害者家族の意思を
汲み取った、復讐のようなものだ。」
「人間の性格は、そうそう変わるものでは無い。」
誰かが、こんな言葉を言っていた。
国というものは、裏社会では色々とやってるものだ。
「京井 桐兎(きょうい きりと)。お前は、
今日から「シスト」だ。
我々、「マイナスゼロ」は全隊員10名が
カタカナ3文字のあだ名で呼び合う。
俺は、第1班隊長の「キルア」だ。よろしく。」
「キルア」は隊長と言ったが、まだ若く見える。
「よろしくお願いします。」
桐兎がそう言うと、「キルア」は頷いた。
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