閉じる
表示設定
目次
罪を許す
今はもういないあなたに捧ぐ
私は赦す
あなたの罪を
何も言わずに薔薇露のように消えていった
私は許さない
あなたのやったことを
せめて一言
サヨナラの挨拶くらいは
1つの反論くらいは
させて欲しかった
私に任せるな
あなたの甘酸っぱい初恋を
あなたの炎のような想いを
勝手に任せないで
それはあなたの言葉で伝えてよ
あの言葉が
写真が
最後なんて許さない
あなたは許さないでと言った
だから私は赦す
あなたが許さないでと言ったから
許さないから私は赦す
あなたがまたここに来る日まで私は赦す
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます