存在しない者達 ゴースト
仲仁へび(旧:離久)
01
深い森林の中、救助隊が一人の少女を発見した。
救助隊は事故の知らせを受けてすぐにかけつけた。
しかし、道が悪かったせいか、思うように辿り着けなかったようだ。
予定よりも大幅に到着がおくれた救助隊は、多くのなきがらを目にする事になった。
事故現場は凄惨で、誰もが皆生きている者などいないと思っていた。
しかし、生存者は一人だけいた。
「信じられないっ! 生存者がいたなんて。これは奇跡だ!」
「よく、頑張ったな! 早く病院に運ぶんだ」
「しかし、こんなに大勢の人がいたのに、生き残ったのはたった一人だけか」
「意識があるのだろうか。おいっ、君! 聞こえているかい!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます