かの三国志の英雄、関羽とその愛馬であった赤兎馬の物語です!きれいな月が出る夜、将軍関羽は美しい女人の幻を見ます。その女人は赤兎馬が変化した姿。彼女はどこまでもついていくと関羽に誓うのです。よく練られた詩的な文章と幻想的な物語が調和しています。短編作品ですが読み終えた後、短い夢を見ているような、素敵な余韻に浸ることができました。「銀の鞍が赤馬を照らし、空を舞う流れ星のように駆けていく」※ひとこと紹介文の和訳です。幻想的な三国志ファンタジー、おすすめしたい一作です!