とりあえず一話だけでいい。読んでみてください! と思える小説です

 レビューを書き始めたら、「面白かった点や良かった点、期待している点などをレビューにお書きください」と言われたので、小説本文をそのままコピー&ペーストしてやろうかと思いました。
 つまりはまあ、そのくらいです。そのくらい言っちゃうほどに「好き」が全部がつまってる作品なんですよ!! ほんとに読んで! としか言いようがない。
 個人的な欲望としては「全人類読んで!」なのですが、それは物理的に無理。なので、「ちょっと気になった」方にはぜひぜひ第一話、読んでみていただきたいです。不思議とページをめくっていたら、もうその流れに任せてしまえばいいと思います。

 あとは感想です。

 読めばいい。その通りです。私が言いました。でも、あえて私が書いてしまうとしたらですね、まず私「疑似ローマ帝国」というワードに惹かれたのですけれども、ものすごく満足しました。世界観の作り込みがすっごくしっかりしてる。なんか書評みたいですけど( レビューだから書評していいんだけど )破綻してない。ろくに書評も小説も読んだことのない私でもわかった。破綻してない。この作品は大丈夫。なんでしょうこの恐ろしい安心感はっ。

 あとはですね、私は他サイトから追いついた人間なんですけど、カクヨムで初めて見かけて、それで「恋をゆっくりじっくり書いたお話」にアンテナが反応した方、超おすすめしますね( 感想って言ったのにおすすめしてしまってる )。ゆっくりじっくりしてます。すごく主観的な想像として、そういうお話って当たり外れ多いと思うんですよね。途中で飽きてしまう可能性が高いんじゃないかなーと。だってイチャラブしてないんですもん、恋愛小説なのに。
 でもです、さっきも言ったのですが世界観がしっかりしている。娼館が舞台のお話なんですけれども、そこのルールとか、ご飯( 超おいしそう )とか、登場人物の現在の状態なんかに「へー!」と思っているうちにあれよあれよとページをめくっている。気づいたらきちんと入った恋と愛。だけどもじっくりしている。なにが起こった。
 こんなことにね、なるんですよ。なったんですよ。
 
 あと最近気がついたのは、文章のリズムがすごくいい。疑似ローマのお話なのに日本人に馴染みやすいのだ……好き。

 とまぁ、すごい長文になってしまいましたが、オタクみたいになってしまいましたが、それだけ好きです応援してます!