第101話 俺様最近やたらと眠いんだが

眠い・・・・


何でだ?ひたすらに眠いんだが?


よく分からんが、鍛冶の勉強とか言う、訳の分からん事を肩代わりしてくれる便利な奴が俺様の中に居るらしい。


勉強大好き(ルドメロ視点)とか変わった奴だが。勉強しねえと剣打てねえとか・・・・まあ面倒なのはあいつに任せるとしよう。



結構日が経った気がすんだがな・・・・何か妙に最近眠いんだ。


よく寝てるはずなんだがな・・・・


それより、いつの間にか俺様家を購入してたらしい・・・・



風呂・・・・温泉付きの家とか、いいじゃねえか!

よく分からんが使用人とか言うのが何人か住んでいるらしいが、まあ宿と変わらないと言う事なんか?


腹が減ったらなんか出してくれるし、風呂でメイド?とか言うのが身体洗ってくれる・・・・勿論仕事だからな、水着とやらを着させているが。


「ルドメロ様、わたくしは別に裸でお世話させていただいても宜しいのですよ?」


何だこの女は!仕事で肌を晒すんじゃねえ!しかも結婚相手じゃねえんだ!


「いいか!俺様は結婚相手以外の裸は見ねえんだ!!」


「あらあら強がっちゃって!」


「いいか!俺様の前で裸になぞなってみろ!即クビだ!」


「ふつう逆だと思いますよ?ま、服着ててもいいならそれでもいいんですけど・・・・ここ温泉ですよね・・・・やっぱり裸で入りたいな?」


「俺様が出たらそうしろ!」


「いえいえ!まさか私達使用人が、ルドメロ様と同じ風呂に入るなんて・・・・」


「俺様の所で仕事するんなら、常に綺麗な格好しとくんだな!汗かいたらすぐ風呂入りやがれ!」


「いいんですか?」


「ああ!だが!入ってるならきちんと入り口に表示しとけよ!俺様知らずに入って、中にお前らがいたら嫌だからな!」


「話には聞いていましたが、ルドメロ様本当に変わってますね?」


・・・・何が変わってんだ?


俺様身体洗ってもらった後・・・・何故か使用人の女共が水着とやらを着て何人も入ってきやがった。


この家にこんなに使用人がいるんか?


「あ、ゲートで行き来させていただいています。いくつも風呂を沸かすのは無駄ですからね。」


?よく分からんが・・・・いくつも家があるんか?


そしてルドメロが出た後、女達は情報交換をしていたのだった。


「ねえねえ、やっぱり聞いていた通りね。まるで別人。」


「うんうん。妙な貞操観念があるって聞いてたけど、本当だったのね。」


「普通女性が男性に、裸で風呂に一緒に入ってもいいよって言われたら喜ぶよね?」


「結婚相手以外の裸は見ないんだったっけ?じゃあさ、女性の裸を見てしまったら、その女性と結婚するのかしら?」



その場の雰囲気が急に変わる。

だが・・・・


「あ、でもそれやっちゃったらクビって言ってたよね?」


まあ、そんなに都合のいい話はないのだった・・・・

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