俺の特殊な学園生活
@reihoku
第1話引っ越し そして女子校!?
「おやじー、これどこに運ぶー」
俺(田城 優希)は、引っ越し作業を行っていた。
俺の家は、母さんを病気で早くに亡くし親父(田城 健児)が一人で俺を育ててきた。
そんなある日、親父が急に再婚すると言い出した。相手は、同じ会社で働いている人でその人も旦那さんを事故で亡くし、まだ幼い娘と2人で生活をしてきたらしく似たような境遇から話すようになり好意を抱くようになったらしい。
まぁ、反対する気はなかったので先週顔合わせをして家族が増えて今まで住んでいたマンションでは、何かと不便なので一軒家に引っ越しをしたということである。
そして今はその引っ越しの作業中である。
「それは二階に頼む!」
「了解!」
朝の9時から初めて今は昼の2時ぐらいやっと各部屋に荷物を運び終えた。
「おう、ご苦労様。後は自分の部屋の整理にいっていいぞ。」
「はいはい、それじゃあ何かあったら呼んでくれ。」
「おう、助かった」
「それじゃまた後で。」
コンコン
「優希、飯行くぞ」
「分かった。準備する」
部屋の整理に集中しすぎて思ってたより時間がたっていたようだ。親父が飯に呼びに来るまで時間を忘れていて、今はもう夕方になっていた。
それから部屋で着替えて準備したあと玄関で待っていた親父と合流して近くのファミレスに向かった。
「優希、お前なに食べる?」
「う~ん、ハンバーグでいいや」
「ドリンクは?」
「いる」
「分かった」
それから、店員さんに注文した後ドリンクをとってきて飲んでいると、
「ありがとな」
「急になんだよ」
「今まで一緒に生活してきて、優希にたくさん助けてとらってきたからな。」
「そんなことかよ。俺の方こそ今まで育てて来てくれてありがとな」
「そういえば、これが最後の父と息子2人での食事か。」
「そういえばそうだな、明日には、2人とも引っ越してくるんだっけ?」
「そうだな、明日も忙しいと思うがよろしくな。」
「おう」
それから注文したものが来たので親子2人での食事を楽しんでから家に帰宅した。
「それじゃ、また明日」
「おう、おやすみ」
家に帰ってからはすぐに風呂に入りそのまま寝ることにした。
「さて、明日も頑張ろうかな」
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