第210話 乳首だけを隠す

「そんな乳首だけ隠した水着姿なんて、地上波で流せるはずないでしょう❗❗❗」

 真夜中だって無理だ。



「あァ~ら、せっかく買ったのに、じゃァ、深夜にコッソリとトロロォ~の前で、この水着姿を見せてあげるわねェ…✨😌🎶✨」

 妖艶なまめかしく腰を踊らせた。



「いやいや……😳💦💦 それは」

 思わず顔が真っ赤になってしまった。


 


「うゥ……😒✨✨ 良いなァ~…」

 周りの男子たちが羨望の眼差しで僕を見ている。




 その時、不意に柄の悪い声が聞こえた。



「おいおい、彼女ォ~……。

 じゃ、俺たちにも拝ましてくれよ❗❗」



「え……❓」振り向くと、ギャラリーの男子たちを押し退けるようにヤンキーが現れた。



「グェッヘヘェ……😆🎶✨ 退けよ❗❗❗」

 強引に割り込んだ。



「ううゥ……😓💦💦💦」

 さっき、ロリータに無理やり ぶつかってきた地元のヤンキーたちだ。



 今度は三人連れで全員、色鮮やかなカラフルな髪の色をしていた。


 

 





∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆




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