第202話

 さながら本当のリア充のようだ。

 このまま二人でいたい。

 ロリータがいとしくてたまらない。



 だが、この時、僕たちを狙っているヤンキーたちが目を光らせている事を知らなかった。



「ふン…… イイ気になりやがってェ……」

 地元のヤンキーなのか、紅いモヒカンの男だ。

 プロレスラーのような筋骨隆々の身体をしている。



 全然、混んでいないのに、こっちに泳いできてロリータに身体をぶつけた。


 ロリータのプリンプリンした桃尻に頭から突っ込んだ。


「キャァ~ッ 😲💦💦」

 ロリータは、思わず悲鳴をあげた。



「チィッ、どこ見てンだよ……😒✨✨」 

 けれどもモヒカンヤンキーは舌打ちをし、逆に凄んで僕とロリータを睨んだ。



「え……😰💦💦」

 ロリータはビクッとして、僕の背後に隠れた。



「す、すみません……」

 即座に、僕は頭を下げ謝った。

 ヤンキーには滅法弱い。



「気をつけろよ。バァ~カ❗❗」

 モヒカンは脅すように凄んだ。




 しかし、この時はこれで済んだので助かった。

 






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