第181話 『ナビゲーター』

「毛の生え揃ってない美少女が『深夜のオカズ』なんだろォ~……✨😆🎶✨」



「だッ、黙れッてェ……❗❗

 そんなことねェ~よォ~ー~……❗❗」

 赤の他人には迂闊うかつに聴かせられないシモネタ話しだ。



 真っ昼間の駅前で話すような話題ではない。

 


「……😒💦💦」

 通行人が冷ややかな目で僕たちを見ていった。


 穴があれば入りたい気分だ。



「どうだ。トロロー❗❗ 美浦海岸までなら送っていくぜェ……😆🎶✨」

 アキラが車のドアを開け指でまねいた。


 

「ン……😔💦💦」このまま外で話しているワケにもいかない。



 僕はロリータの背中を押すようにして後部座席に乗り込んだ。



 車内に入ると、Six-tonesの『ナビゲーター』が鳴り響いていた。


 ノリがよくアッパーな楽曲だ。



「ふゥ~ー……😔💦💦」大きく息をついた。

 車の中はエアコンが効いて別世界のように涼しく快適だ。






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