第172話 出費を覚悟しないと

 使っている生地が少ないのに、値段は男性ものよりも遥かに高額だ。



 ブラジャーの分もあるので仕方がないかもしれないが、それにしても予想以上だ。



 今日は三万ほど現金を用意してきた。

 足りなければ、カードで支払うしかない。



 かなりの出費を覚悟しないといけない。



「ねェ、ねェ……🎶✨ 見てみてェ……

 ほらほらァ~……、お兄ちゃんの大好きなけの水着があるよォ~ー✨😆✨🎶✨」

 ロリータがマネキンの着用したシースルーの水着を指差した。



「うゥ……😳💦💦」

 確かに大胆に透け透けだ。


 どこのどいつが着るのだろう。

 こんな水着を着たらオッパイが丸見えだ。



「いやいやァ~…、別にィ~…、けなのが、大好きッてワケじゃないよ……😳💦💦💦」

 何をロリータは報告しているんだ。



 店員や女性客たちの前で恥ずかしい。

 







∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆な

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