第82話 バージンボーイ

 その妖艶な演技に世の童貞ボーイたちは魅了された。



「フフ……✨😌✨✨ 私ねぇ……

 童貞バージンボーイッて聞くとゾクゾクッ感じちゃうのォ~……🎶✨」

 ヤケにセクシークイーンアリスは、ご機嫌だ。

 自らのオッパイを揉むように、なまめかしい眼差まなざしを僕に向けた。



「いやいや、ちょっと……😳💦

 そんな露骨にロリータの前で……」

 何を彼女アリスは赤裸々に告白しているんだ。



 無意識に、のけってけた。

 だが股間のポ○ドラは、すでに戦闘モードだ。ビンビンに熱く火照ほてっていた。



「ダメェ~ー……✨😡⚡ お兄ちゃんの童貞バージンはロリちゃんのモノなのォ~ーー」

 ロリータが僕とアリスの間に割って入った。



「へェ……✨😌✨ そうなのォ~❓」

 しかしアリスは、微笑みを浮かべたまま僕の敏感な部分へ手を伸ばしてきた。



「いやいや、ロリータのモノじゃねぇーよ。

 ッて、だいたい僕は童貞じゃないしィ~」

 慌てて、顔を真っ赤にして言い訳をした。



「フフ……✨😌✨ 何、照れてるのォ~。

 トロロォ~は、けがれを知らない童貞じゃない!

 もっと童貞だと言うことに自信を持ちなさい❗❗」

 アリス白く繊細な指先が僕の大事なモノに絡みついた。



「ど、どんな自信ですかァ~!!

 ッ……てェ…、アリスさん❗❗

 さっきから、どこを翻弄まさぐってんですかァ~❗❗❗」

 放っておくと、このセクシークイーンは何を仕出かすか解らない。 



「ダメェ~~ー…… お兄ちゃんのポンコツドライバーは、ロリちゃんだけのモノなのォ~ー😡⚡」



「な、誰がポンコツドライバーだァ~❗❗

 新品だよ❗❗ 僕のは❗❗❗」 

 この二人は、交互に僕をけなしてたのしんでいるようだ。









∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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