第9話 【真夏の天使】

 相変わらず公園に雨が降り続いていた。



「あッ…あァ~ン……💦💦💦

 お願いだから…… これ以上は、や、やめてェ……😣💦💦💦」

 僕は、まるで中年上司にセクハラを受けている新入OLのように身体を震わせていた。




「フフ……、お兄ちゃん✨😌🎶✨💕💕

 そんなにもだえるくらい感じちゃったのォ~✨👄✨✨💕」

 美少女は妖しく微笑んで僕のBチクをいじっていた。



「いや…… 違うッてェ… ロリータ…… お願いだから、もうこれ以上は、よしてくれよォ~ー……😣💦💦」

 さっきからロリータは小悪魔のように僕の敏感な部分を悪戯イタズラしていた。



「フフ…… だって、お兄ちゃん……✨👄✨

 ここ、スゴく気持ちが良いンでしょ…… 

 こんなにBチクを硬くしちゃってェ……」

 まるでビッチみたいなクチぶりだ。



「ダ、ダメだよ。こんな恥ずかしい所を……

 誰かに見られたら……」

 一応、コレでも僕は近所では真面目な好青年で通っている。



 こんなハレンチな所を見られるワケにはいかない。




「フフ…… 平気だよ。お兄ちゃん✨😆🎶✨

 我慢しないで、ッちゃいなよ」

 ロリータは、イタズラッ子のように目を輝かせた。



「ううゥ…… ム、無茶クチャ言うなよ」

 僕のパンツは降り注ぐ雨ですっかり濡れていたが、さらにパンツの中もグッショリと濡れてしまった。



「お願いだよ。ロリータ……😣💦💦💦💦

 僕ンに行こうォ~……」

 このままでは、パンツの中で暴発してしまいそうだ。


「フフ…… お兄ちゃん😆🎶✨

 そんなにロリータに変な事をしたいの❓」


「ううゥ…… 変な事なんてしないよ。

 絶対にィ~……😣💦💦💦 し、信じてよ」



「いいんだよ。お兄ちゃん……😆🎶✨

 ロリータに変な事をしてもォ~」


「え、え、ええええええェ……😲💦💦💦💦」

 思わず、僕は目を丸くしてロリータの顔を見つめた。


「フフ……✨😌✨✨」

 純真無垢な天使のようにキュートな笑顔だ。


「ロ、ロリータ……😳💦💦」

 僕は声を震わせ彼女の名前を呼んだ。



「うン……、お兄ちゃんへ行こうゥ……✨😆🎶✨

 ロリちゃんが、もっともっと良い事をして上げるねぇ❗」

 美少女が愉しげに僕へ抱きついてきた。


 

 しっとりと濡れた柔らかな胸の膨らみが僕の胸にピタッと密着して彼女の鼓動が伝わってきた。



「わわ……、わ、わ、わわァ~~~ーー」

 僕の心臓は早鐘のように打ち鳴らされた。



「お兄ちゃん😆🎶✨ 優しくしてねェ……」

 ロリータの瞳が妖しく輝いた。



「あ、ああ……」

 頷いた瞬間、一抹の不安がよぎった。



 本当に、この美少女を家へ連れて行っても良いのだろうか。

 

 



 しかし結局、僕は雨の降る公園で【真夏の天使】を拾って育てる事になった。



 






※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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