第4話 ホームセンターそして出会い

やっほーヤコだよ、今先輩のトパーズとホームセンターに来てるよー、そしてここすごく広くて歩くの疲れそう


ヤコ:[うわぁー広いねーあ、このクッションモフィ…おお!なんだこれかっけー!!]


俺は子供のようにはしゃいで店のものを見ており


トパーズ「それはね、無重力ドリンクホルダーと言って飲み物を無重力空間にいる固定することができるんよ、これなら場所を取らないし、冷たさを維持する機能も付いてるよ」


ヤコ:[おー、それは欲しいね何クレジットで買えるの??]


トパーズ「安いので1000kだね」


ヤコ:[これで1000か…]


トパーズ「結構安い方よ?宇宙燃料なんて巡洋艦の燃料タンクを満タンにするのに100.000kかかるのよ?」


俺は現在信じられない金額をこの端末でもっといるということを自覚した、いや!いやいや!?俺…初期から金持ちすぎん?いや待て?神狼の燃料補給をしたら金が吹っ飛ぶかもしれない、買うものは計画的にしないと…


ヤコ:[あのートパーズさん?早速枕専門エリアに行こう?]


トパーズ「少し待ってね?他にも買い物があるから」


ヤコ:[どんなものを買うんだ?]


トパーズ「バージルに頼まれた新型発電機とギルドの備品の物の調達かな」


ヤコ:[なるほど、重いものがあったら持つよ、こう見えて力持ちだし]


トパーズ「いや、いいよ、注文したら翌日には配達してくれるし」


ヤコ「なるほど…便利だな…」


トパーズ「えっとーこの店の購入端末はー…っとこれだね」


トパーズが購入端末を見てしばらくし


トパーズ「えっとヤコ?ごめんクレジット後100クレジット足りないから貸してお願…い?」


そこにはヤコの姿はなく向かいの枕専門店で目をキラキラさせており


トパーズ「おーい、ヤコー済まんがこっち来てくれる??」


ヤコ:[はーい]

(どの色、どの硬さ、どんな肌触りの枕を買おうか考えながらトパーズのいるところに戻り


ヤコ:[で?トパーズ??何か用?]


トパーズ「お願いがあるんだけど100クレジット貸して…お願い!私としたことがカードの上限で…後でご飯奢るから」


ヤコ:[まじ??えっと…はい、100k]


トパーズ「ありがとう」


トパーズにたった100kの安い貸しを作り俺達は買い物を続け


トパーズ「銀行に2回も行くことになるなんてね…」


ヤコ:[トパーズ…ほとんどカード上限で、使えないじゃん…少しは現金で持ってた方がいいんじゃない?…]

俺はトパーズのやらかしに頭を抱え

そしてようやく


ヤコ:[やっとだ…やっと…俺の枕が買える!!]


トパーズ「やけにハイテンションね」


ヤコ:[だって!睡眠は1番の回復方法がというし!快適に寝たいし、寝心地良くしたいし〜他にもまだ…]


トパーズ「そ、そう、早く店の中入りましょうか」


ヤコ:[ほーい〜]


ヤコの購入基準が高いせいかオーダーメイトをすることになりヤコがそこでもこだわり続け約12.000kもかかりトパーズは驚きを隠せなかった


トパーズ「枕にそこまでする?」


ヤコ:[だって…硬い枕だと寝れなくてそれに柔らかくてモフィ枕が好きだから…]


トパーズ「そ、そう」


その後他にも購入した物わ神狼に配送するように頼みヤコ達はは広場から続く長い大通りを歩いており


トパーズ「あ、おじさんこれとこれください」


店員「まいど!ビーストの姉ちゃん、頼まれてた例の香辛料入荷したぞ、今なら1400kで5kgでどうだ??」

トパーズ「いや、1350kに負けられない?」


店員「いや1360だね」


トパーズ[なら1355]


店員「よし売った!」


トパーズ「ありがとう〜」


ヤコは遠目に見ており


ヤコ:[トパーズも買い物してる事だし俺もなにか買うかー]


美味しそうな焼き鳥の匂いが鼻に入り


ヤコ:[っと、あの、お兄さん、そのれ六本ください]


店員「はい、合成肉の焼き鳥ね、6本で600kだよ」


ヤコ:[はい]

俺はカード決済で済ませ

焼き鳥は3本ずつ袋に分け俺はトパーズを探し


すると路地裏から嘆く声と殴る音がし

俺はくわえていた焼き鳥を急いでたべゴミをゴミ箱に捨て路地裏に駆け込み


そこには幼い猫系ビーストに寄ってたかって踏みつけるゴロツキがいて


ヤコ:[お前ら…何してやがる…]

俺は何故かは知らんが放っておけないきがしてゴロツキの近くへ行き仁王立ちしており


すると数人いるうちの男の1人がこちらを向き


ゴロツキA「何してるって借金の取り立てだよ」


取り立て?こんな小さい子が借金を?


俺はこっそり録画機能を使い問いただしてみる


ヤコ:[あの、借金の取り立てとしてもやりすぎでは?]


ゴロツキA「いいんだよ!借金返さないやつなんてゴミ同然だ!」


ゴロツキB「そうだ、だからお前には関係ねえ…だがお前もこんな目に会いたくなければ大人しく帰れ!ビースト風情が口聞いてんじゃねぇよ」


相手は先に武器(バールのようなもの)を持ち脅すように構え


ヤコ:[……はぁ…]


はい、いるよねーゴロツキでも中でも俺が気に入らないタイプのやつ


ゴロツキB「生意気にため息着きやがって!おい!お前!やっちまえ!」


ゴロツキC「ぐへへへ、ビーストいたぶり祭りじゃァァァ!」


その途端ゴロツキCの手元からバールのようなものが弾き飛び


ゴロツキC「てめぇ!!ビースト風情が生意気なァァァ!うぁぁぁ!手がァァァ」


ヤコがレーザーマグナムを発砲し


ヤコ:[あんたらが悪質な取り立て及びステーション内での暴力行為その挙句、こちらに危害をくわえ、脅しをしてきた、その代償は高いぞ…そいつを置いて早く行け、次は火傷じゃすまないぞ…]


ヤコはレーザーマグナムの非殺傷から殺傷モードへ切り替える最終安全装置を解除し


ゴロツキA「覚えてやがれ!!」

ゴロツキB「顔覚えたからな!!」

ゴロツキC「手がァァァ」

(ゴロツキ3人は路地裏に走り去り


ヤコ:[ふぅ…これでひと安心…大丈夫かい?立てる?]


俺はしゃがみ幼い猫系ビーストのことを心配し


???「はい………大……丈夫……です」


ヤコ:[とりあえず病院に連れてくね、少し失礼するよ…]


猫系ビーストを背負い路地裏から出るとそこには沢山の野次馬と自警団がいて俺は一瞬【え?】と思った


レスリー「派手にやるもんだねー…」


この後めちゃくちゃ事情聴取された

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る