第3話 僕の家族
「うーーん、気持ちいなぁ!やっぱり空気が違うよね!3年くらい同じ空気吸ってるけどそれでもやぱっりおいしいや!」
「ちょっと、カイトー、朝ご飯できてるってお母さん呼んでるわよー!そんなところでぼーっと突っ立ってないで早く来なさい!」
「あ、マリアねえちゃん!わかったよー、今行くー!」
言われて、家に入る。
机にはすで僕以外みんな勢ぞろいだ。
「やっと来たか、毎朝毎朝外で伸びしてそんなに気持ちいいか?」
「うん、とっても気持ちいいよお父さん。」
この人はアラン・ブレイトバーグ、僕の父親だ。
堀の深い、鼻の高い、当初転生前に夢想したような映画俳優みたいなイケメンだ。ムキムキだけど筋肉だるまって感じじゃない普通マッチョで、背も高くて180cm以上はあると思う。僕から見たら大きいだけかもしれないけどね。今年で28歳になるんだそうだ。
「ほら、冷めないうちに食べましょう?エミリアいつものお願いね」
こっちは僕の母親リーシュ・ブレイトバーグ。
いやぁ、ほんと美人で3児の母とは思えないほど若くてきれいなんだよね!実際まだ27歳と前世的には母親としては十分に若い年齢だと思う。子供3人の母としては!
おっぱいもすっごく大きくて抱きしめてもらうとふかふかで気持ちいいんだよね!いくつになっても離れられそうにありません!!まだ3歳だから!法には触れないから!!というか家族だから!!ノーカンだから!
「はい、お母様。今日も豊かな恵みをお分けいただきありがとうございます、エシュア様。この幸せが続かんことを。」
みんなを代表して食事の前のお祈りをしてくれているのが長女のエミリア姉さん。
母さん似の美少女で9歳にしてお胸の発達が感じられる将来有望株です!!
それに教会で聖女様って言われてて、なんでも女神エシュア様の加護が宿っているんだとか。僕にもすっごく優しいお姉さんです。最高です!
「エミリアありがとう。それじゃ食べようか」
「「「はーい」」」
「やっと食べれるわ!おねえちゃん今日は教会で私もお祈りに行くわ!先に行かないでね!」
「最近は積極的ね?どうしたの?」
「ふふーん、秘密!」
「えぇー気になるなー」
こっちの元気いっぱいな感じの少女はもう一人の姉、マリア姉ちゃんだ。こっちもこっちで美少女って感じなんだけどエミリア姉さんとは違って勝気な感じの美少女だ。
外で遊ぶのが大好きでよく駆け回ってる。大体僕も連れまわされて結構しんどい、精神的に。でもここ数か月は外に連れまわされることもなくてエミリア姉さんと一緒に教会で勉強してるみたい。おかげで僕は解放された。こっちとしてはいろいろと都合がよくなってありがたい限りだ。まぁ、でもマリアねぇちゃんもなんだかんだ言ってくるけど最後は優しくしてくれるいいおねえちゃんだ。だいたい怖いけど…手とか足とか普通に出るし。
「こーら、もう少し静かに食べなさい。今日は2人とも教会に行くのね?カイトはどうする?今日もリリカちゃんのところに行くの?」
「え?あー、今日も行こうかな!リリカちゃんとセトラムと一緒に遊んでくる!」
「そう、くれぐれも森には入っちゃだめよ?危ないことしないで遊んでくるのよ?いいわね?」
「はーい!」
「よし、それじゃ行ってくるわ!お前ら元気にしてるんだぞ!今日も森の平和を守ってくるからな!」
「「「いってらっしゃーい」」」
「あなた、気をつけてね」
「あぁ、わかってるよ、じゃあな」
大体いつもこんな感じでお父さんが出かけて、姉さんたちは教会に行ってお祈りしたり、勉強したりしている。お母さんは一日中家事って感じだ。まぁ、よくリリカちゃんとことセトラムのとこのお母さんと外で話してるの見かけるけどね。
まぁ、これが僕の新しい家族だ!
「よいしょ、僕も行ってきまーす!」
「あら、もう食べたの早いわね~」
「うん!じゃ、行ってくるから~!!」
さて、今日も森の平和を守ってきますか!!
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