第58話
「じゃあ入れてあげるよ」
また仰向けに押し倒される
足を開かされ今度はゆっくり入ってきた
「うわー濡れすぎ」
わざとゆっくり動いて音を聞かせる先生
「りょうこもわかるだろ?」
「やっぱりドMだな」
さっきより痛みも感じないだけ
濡れてるのか?ドMなのか?
そんなのどうでもいい!
早く終わって!
強く揺さぶられ息が上がる
感じてなんかない
「あー…」
素早く離れたかと思ったら顔にかけてきた
咄嗟に顔を背けても間に合わない
「だからその嫌がる顔するなよ」
嫌すぎてそのままシャワーへ
頭から一気に
シャンプーもボディソープも関係ない
とにかくごしごし洗い流す
ホームの向かい側に立っていたK先生
なぜか頭に浮かんだ
全部話して楽になりたい?
そんなわけない
絶対に知られたくない
戻ると先生はなーんもなかったみたいに
テレビをみながら
「おかえりー」
なんて呑気にいってきた
無反応な私に気がついてない
「お腹空かない?」
「またステーキ食べるか」
「それとも外でデートする?」
「なんでもいいです…」
「あれ?もしかして機嫌悪いのか?」
「何も食べてないからかー」
羨ましいくらいポジティブすぎる
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