第55話 誘惑…

渡された服 キャミワンピだけじゃん

これ一枚!?

ワンピというかほぼ下着…



バスローブがあったので羽織ってでた

スケジュール帳?メモ帳?

何かを確認してて私に気づかない

見たことないN先生

私に気づくとそれを閉じて近寄ってきた



と思ったら急にお姫様抱っこ



「重いから…」


「本当だー。思ったより笑」



ベッドにそのままダイブ

気がついたら腕を後ろ手に押さえられ

馬乗りになりながら

何かで手首を拘束


「痛い…」



「痛い?どれくらい?」


 

どれくらいって!?


「はい。じゃあ正面むけてあげるね」


人質にされてる人みたいな格好で仰向けにさせられる私 



「待っててね」



視界からいなくなる



「りょうこはA先生の事どう思ってるの?」



そういいながら声が近いてきた



「なんとも思ってません」

 



「ふーん」




「じゃあ…」



視界に入ってきた先生

私に跨りハサミ?を持ってる


「ハサミ!?」



「大人しくしてれば大丈夫だよ」




「ところでりょうこ

A先生を誘惑したりしてないよね?」


そんなことするわけない!

ひどすぎる



「してないです!しないです!」



「本当に?」



「なんでそんなこと…」



「俺にしたみたいにしたんじゃないの?」


第二ボタンを外したこと?

それを数回しただけで誘惑したことになるの?

でも確信もない…

「N先生のこと誘惑なんてしてないです…」



突然胸ぐらを掴みハサミで刺される!?

と思ったら、掴んだ胸元をハサミでじょきじょき



「動くと間違えちゃうかもよ?」



この状況で動こうなんて思わない

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