銀河鉄道
目覚めると、夜汽車にひとり揺られていた。
どうして私はこんなところに?
何も思い出せずに困っていると、車掌が現れて
「最近は、こっちの列車に乗る方も多いんですよ」と微笑んだ。
やがて、車窓の闇の中に青い惑星が姿を現した。
どこからか最愛の人が私の名前を呼ぶ声がして、ぱちりと目を開けた。
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