新廻魚
North
第1章
01.プロローグ
『これは、私の人生における膨大な記憶の中の、特に重要な部分を記録したメモリーレコーディングデバイス(Memory recording device)である。これを読んでいる者がいたとして、勇気を出してこれを横にある記憶接続媒体と接続し、私の記憶を取り込んだ上で役立ててもらえれば幸いである』
――私の父さんの職場で見つけた装置のディスプレイには、そう書いてあった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます