地味な私を変えた初恋。その相手は…
みうたん
♡第2話
遥は、中学生の時仲の良い大切な友達がいた。その子の名は未来だ。何かあったら必ずその子に相談もしたし、誰よりも大好きで誰よりも大事な存在だった。
だが、そんな未来との楽しい日常が終わりを告げてしまう出来事があったのだ。
昼休み、いつも通り遥は未来の所に行ったのだ。未来はどうやらクラスメイトの、みみ、ゆきと話していたのだ。いつも、私としかあまり話さないはずの未来が私以外の誰かと話しているのを見るのは、その時が初めてだった。そんな未来を見て嬉しい気持ちとみみとゆきへの嫉妬心があった。
だが、態度には出さずみみとゆきにヤッホーと一言言い未来に何話していたのかと言った。未来は言った。
私ね、好きな人が出来たの。それでね、皆んなにアドバイスを貰っていたのと言ったのだ。
遥は、恋とは一体どのようなものなのか全然わからなかった。だから、成長した未来に驚いた。
みみとゆきがいなくなった後遥は、未来に言った。
何で、そんな大切な話私に言わなかったの⁇と言った。未来は言った。だって遥は、恋したことも付き合ったこともないでしょ⁉︎だからさ、言っても何も分からないかなって思ったの。言わないつもりだった訳じゃ無くて、みみとゆきは恋愛豊富でしょ⁉︎だから、聞いてみただけだって!
遥は、言った。そうなんだ。でもさ、私が恋愛したことないからって何でそんなに馬鹿にされなきゃいけないの⁉︎恋愛ぐらい私にだってできるよ‼︎それに好きな人だって居る‼︎馬鹿にしないで‼︎と言った。だが、本当は遥には、好きな人なんかいなかったのだ。
すると未来は、言った。私ね、せなが好きなの。
遥は、怒った口調で言った。私も、せなが好き‼︎
未来は、じゃあ正々堂々勝負しようよ⁉︎と言った。すると、遥は怒ったのりで言ってしまった。分かった。と、その日は、未来とは、帰らなかった。未来と帰らないのは、その日が初めてだった。
流石の、遥も今日の未来の態度には腹が立ったようだ。
帰り道、遥の怒りと悲しみの背中がいつも、未来と通る桜道に消えていった…
地味な私を変えた初恋。その相手は… みうたん @miuren0921
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