【幕間】イーストウッド国とクレス
~ここは
この
また
――そう、この
この
イーストウッド
そして、
………
そう――あの
~王国歴1115年~
クレスは、山の頂に来ていた。
多くの王宮魔術師、イーストウッド騎士団とともに。
「さぁ、クレス
「はい、
この
「
「
(うわ~すごい!これが
クレスは
「さぁ、クレス
そう、これがクレスにとっての最終試験だった。
クレスは
「
「
そしてクレスは
「
「
ドッカーーーーーーーン!
しかし、クレスの
(
(いやはや、これはすさまじすぎる………)
「
「ありがとうございます
――そう、クレスは
権力にかさを着て見下す貴族は後を絶えないが、クレスが謙虚なのは上に居る兄の影響が大きい
――そう、
イーストウッド王族は民の生活を第一にして、元々先祖は一介の冒険者だったこと、そして勇者の力でこの国が成り立ってること。
人の上に人を作らず、この方針のもと厳しい教育が施されていたのであった。
この国の王ハリー・フォン・イーストウッドには、兄がいたのだが、傲慢な性格故、我は選ばれた存在と風潮したため処刑されていた。
反面教師の悪い見本として、こういった人物は王族であっても処刑される、というのを、幼少のころから叩き込まれた教育方針によるものであった。
第1王女のアリサ・フォン・イーストウッドは、ノーザンテースト帝国へ嫁入りしており、親交も厚く、事実上の同盟を組んでいた。
第2王子のミカエル・フォン・イーストウッドは、近々グランドフォート王国へ婿入りするために出発する。
構想としては親族が2大国家へ行くことで、事実上の同盟が組めるのであった。
同盟を組む意味としては、国内に所有してるダンジョンが理由の一つだ。
このダンジョン攻略にもたらされる恩恵は、一国を支えるのに過分すぎるほどの資産と恩恵があるのだ。
軍事上においてこのダンジョン攻略は、まさに国家事業とも呼べる。
恩恵が最も大きいダンジョンの名前は【不帰のダンジョン】。
しかしここ数百年攻略したものは誰もいない。
そして、生きて帰ってきたものが誰も居ないのだ。
このダンジョン攻略に戦力のほとんどをつぎ込むためには、軍事上の同盟が絶対必要不可欠だった。
~王国歴1120年~
1人の早馬から事件のきっかけになる。
ミカエル・フォン・イーストウッドが国家反逆の罪で処刑されたとの報告だった。
これにより、イーストウッド国は同盟解消と同時に宣戦布告を受けることになった。
しかし、間の悪い事にダンジョン遠征軍に精鋭を向かわせた後だった。
それにより、防衛はするものの、わずか数日で王都は陥落してしまった。
第1王子のウェルダン・フォン・イーストウッドは交戦中に戦死。
国王である、ハリー・フォン・イーストウッドは王都陥落の際に捕らえられ、公開処刑された。
これにより、国王、第1王子、第2王子の死亡したことになる。
第3王子である、クレス・フォン・イーストウッドは、運よく冒険者として小さなダンジョンでレベル上げに勤しんでいたのだった。数人のパーティメンバーにアズラックがいる。
そしてダンジョン入り口に戻ってくると、側近だった人が待機していた。
伝令からいきさつを聞いてクレスは、激怒した。アズラックからなだめられ何とか落ち着く。
王都を奪還する! そういうが、戦力が足りず、王都奪還は不可能だと言われた。今は落ち延びるよう説得され、そのまま冒険者として過ごすことになった。
レジスタンスの基地には、最大戦力と言われていた勇者がいた。
名前はエリナ。イーストウッド国では最大戦力と言われた女性だった。
エリナのパーティメンバーにはアリーシャもいる。
共に、イーストウッド国を奪還することを誓い、力を蓄える事にした。
――――こうしてクレスは、両親と兄上の敵討ちを取ることを涙を流し、誓いを立てるのであった。
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