【創作論】主観ながら「上手い!」と思った人から学ぶ
とざきとおる
スキルツリーの先、?には何があるかワクワクする
「《スキル:倍速戦闘》→《スキル:自動戦闘》→《スキル:???》」
このキャッチコピーを書いていたのは、自主企画「キャッチコピーと最初の掴みで魅せる作品、集まれ!」(https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054898098967)に参加してくださった、石部 銀吉様の作品です。
タイトル
【スキルツリー:戦闘】はレベル上げ特化の最強スキルツリーでした。〜パーティーを追放された最弱冒険者の逆転無双譚〜
まだ始まったばかりの連載であり、現在においては無双感はあまりない作品ですが、数話しかないこの時点で、スキルツリーというとても今後が楽しみな設定と主人公のこれからが気になる、ストーリーの第1話の掴みも素晴らしかったです。
しかし、ここはあえてストーリーの第1話の良さではなく、キャッチコピーに注目していきたいと思います。
最初「」で囲んだこれが、この作品のキャッチコピーなのですが、これを見るだけでこの作品をのぞいてみたくなりませんか?
タイトルのスキルツリーという点から、ゲームをたしなむ同士の皆様にはこれがその枝のうち1つの先を目指すものだとわかります。
仮にそれが分からなくとも、スキルの言葉選びが秀逸ですね。倍速戦闘→自動戦闘→???と続いていますが、ぱっと考えても倍速で戦闘、自動で戦闘、では次はと問われたとき、この2つに勝る戦闘形式があるのかとすぐには思いつきません。
思いつくとしたらせめて3倍速とか?
しかし、それではさすがにありきたりなので、私の勝手な想像になりますがきっと自分では考え付かないようなものがそこにあるということが期待されます。
そういう意味でも、ふと見た時に作品へと読者を誘っていくしかけになっているように感じますね。
ちなみに何話か読んだところスキルツリーは結構ガチっぽかったです。広がっていくアレを全部書くのかと考えると、私にはとても真似できないだろう偉業になると思われます。
ぜひ頑張ってほしいです。
教訓
「キャッチコピーでは読者に疑問を持たせること、それが興味へとつながり作品へと誘うしかけとなることもある」
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