第20話 おもてなし課




東京オリンピック誘致の時、

お♡も♡て♡な♡し♡が流行したが、それより早く私達は、おもてなしを5人で、いやっ、4人で流行させていた。

何故なら、私達5人にアメリカ支社は凄く良くしてくれる。

仕事が終われば、ゴルフのハーフラウンドに連れて行ってくれたり休みの日は、課長がいろいろな所に案内してくれる。

私達の希望に合わせて…

戦車や戦闘機の博物館や乗馬場、ゴルフなどに休みのたんびに連れて行ってくれるのだ。

私達、4人は、「この会社には、私達を喜ばせてくれる、おもてなし課が存在している!

そして、課長こそが、おもてなし課の課長だ!」と、くだらない事を言っていた。


そして、その日も課長の家族と一緒に遊園地に誘ってもらった。

ちなみに向こうの遊園地は、絶叫アトラクションばかりで私とミニラさんは、首を痛め、途中でゲブアップ…。


帰りの車の中で私達、4人は彼の言葉に固まった。


口悪青年だ…


「今、自分達の間で、おもてなし課って言葉が流行してるんですよ。

課長の家族もおもてなし課の一員だって…

笑えますよねー」


全然、笑えないよ…馬鹿じゃないの?

コイツの前では、くだらない話も出来ないぞ…


課長は、顔は笑っていたが心の中は、…

そして課長の家族も…


皆様、喋る時は、言葉を選びましょう。


私、イラって💢ます。

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