第34話



「最近、隊長ヤバいです。」

「どうした!」

「どうも、主役をオバケ派遣に奪われてる気がして…」

「そう言えば、この頃、オバケ派遣から物語は始まるなぁ…。

お前が毎回、隊長、大変です!から始まるから主役をオバケ派遣から横取りされたんだよ!

こんな事じゃ、この会社もオバケ派遣から乗っ取られるぞ!

気を締めてくれ!兵隊。」

「了解!」


オバケA

「言っちゃ悪いけど、宇宙人の時代じゃないで、もうオバケの時代だによ!そう思わない?」

「どっかな…。」

「会社、乗っ取るだによ!」

「えっ…」

「そして、私が社長だによ!」


ー翌朝ー

貸しビルの表札が【何でもお任せオバケ相談所】に変わっていた。


「大変です!大変です!たい…ありゃ…何で、オバケAが隊長の席に???」

「あぁ、アイツはココ」

隊長は手と足を縛られて机の下にいた。

兵隊は、警察に電話した。

「ヤバいだに…。逃げろ…。」

警察が来た時には、オバケは退散して、縛られた隊長と兵隊のみ…。

兵隊は監禁容疑で逮捕された。

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