第28話



「隊長、ところで私、名前が無いのに気づきました。

おそらく、読者の皆様も気になって眠れぬ夜が続いてると思います。」

「お前、何様だ!お前なんか気にしてる読者なんている訳無い!」

「だって、隊長は隊長って名前が有るしオバケもオバケ派遣って名前が有るでしょ!」

「おそらく、それは名前なんかじゃ無いと思うが…。

まぁ、お前にも名前をやるよ!

私が隊長だから、お前は兵隊。」

「兵隊ですか…。」


「隊長、大変でちゅ〜」

「何だ!今日は、アイツじゃなくオバケ派遣か…どうした。」


「あの宇宙人、えっと…、兵隊って名乗ってる兵隊が、私達に過酷な自衛隊の訓練に参加させられて、皆んなグロッキーでちゅ〜

兵隊は、1人では成り立たないと言ってまちゅ〜」

「あの宇宙人兵隊を呼んでこい!」

「了解でちゅ〜」

「おい、兵隊!オバケに無理をさせたら辞めてしまうぞ!」

「こんな訓練で辞めるヘタレな奴に、明日のこの国の未来は作れん」

「アイツに兵隊の悪霊でも取り憑いたか…。

霊媒師を呼んでこい!」

「それだけは嫌でちゅ〜」

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