「希求」詞*曲 洋

第1話

くたびれた残月を

見送る誰もが夢に塗れそうな

敗残の朝 跨ぐ七号線

感情は環の様に廻るけど


迷い歩けばいい

いつか塵と化し消えても

力なく微笑って果てようとも

だけどその手が希望を求めている

空を切り何度 空振れども

真っ新な未来に誓おうと


放血の太陽 疎ましく

遮りゃ光が木漏れた

その温みを確かに感じるから

あなたは何度でも立ち上がる、今


孤独と空白の狭間

人は立ち尽くして

見上げた眩しさで灰になりそう

けれどその瞳が見つめるその先に

真っ白な自由が鳴り響いて

歩き出せる 夜の闇へと


罪な程 美しい あの『音』や あの『画』は

数多の『光』と『陰』により成り立って

例えどんなに今夜が酷くとも

あなたを認め導くだろう

新しい朝に生まれ変われる


             

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「希求」詞*曲 洋 @ruileo_strings

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