『小さなお話し』 その80

やましん(テンパー)

『地獄の使者』

これは、フィクションといえば、フィクションなのであります。




 6、7年前の、ある、朝のこと、やましんがみた、ゆめか、幻か?



地獄の使者


『おはようございます。私は、地獄の人事部人事課長です。やましんさんに、おさそいです。あなたは、長年、深夜までの残業や、だれもやりたくない、後始末やら、さまざまな努力にもかかわらず、派閥に属さず、ゴルフの誘いにも乗らず、宴会も、このところの体調不良で参加せず、昇進もせず、楽しくない生活をしておられます。そこで、わが、地獄は、あなたを、亡者たちの、特別相談員として、破格の待遇で、お迎えしたい。年俸3000万ドリムで、いかがでしょうか?なに、なにもしなくてよいのです。亡者たちの話を、ふんふんと、聞くだけで良いのです。なにも、話さなくて良い。』



やましん


『あ〰️〰️〰️〰️〰️〰️。ふにゃふにゃ。いまは、やだ。』


地獄の人事課長


『まあ、ゆっくり、考えてください、また、来ますから。』



 それいらい、使者は現れないのです。


 やれやれ、助かったか。


 やましんは、これを、お話しの、ねたに使いました。


 そしたら、もう、こないだろうか。と。


 しかし、相手は、ドアも鉄格子も関係ないですからね。


 いつまで、断るか、そこが、問題になるのです。



             おしまい 👻


 




 


 





 

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『小さなお話し』 その80 やましん(テンパー) @yamashin-2

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