第6話 サワッたら負けです…

手首を握ったのは、痴漢容疑で無罪となった男だった…。


男>黙って、ゆっくりと首を左右に振る…。


そして、次の駅で降りましょうと小声で言う。



検察>そんなつもりじゃー…。


魔が…(男が遮る…)


男>判ります。判ります、、、


ですがサワってはイケません。


サワッたら負けです…。


自分の彼女以外には…。



しばし…沈黙…。。。


(我を取り戻した検察官、


「なぜ男がここに居るんだろう…と、見る…)


男>あっ私ですか?…ちゃぃますよ。


社用で帰社するところですから…。


検察>あっ”私、今日は休みでして…。


と、同時に発する…。


自然と笑いがこみ上げてきた…。

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