愛しのエイルさん救出作戦わん

そして

わん子の愛するエイルさんは…

冷凍庫の中に入れらてしまっ…たワンワン!


「助けてぇ!わん子さん」

わん子はエイルさんを助ける為に 鳥かごから抜け出して

ツリーの木の枝をつたいながら冷凍庫に向かうのでした


作者(巨人)は鼻歌でアメージンググレースを歌っている


そして料理をせっせと作っているようだった

チキンとホワイトシチューを器に入れてパイ生地をのせ蓋をする


それからもう一品


シェパードパイ


今回は牛肉のミンチにキノコなどを混ぜて

こちらも器に入れて 蓋かわりに

パイ生地でなくペーストしたポテト マッシュポテトをかぶせる



レーズンやドライフルーツたっぷりのシュートレイン


白い粉砂糖を小さなフルイを使って…振りかけてゆく


「お鍋を用意してポトフもいいわね…うふ」


料理に熱中する巨人さんこと作者の横をすり抜け

冷凍庫の前にやっと来たものの・・・


「エイルさん!エイルさん」


「ああ!冷凍庫の中で寒さで気を失ってるみたいワンワン」


なんとか冷凍庫を開けて…と思っていると


黒い影が後ろに

「わん子さん…ふふ

わん子さんは 何の具材にしましょうかな」


「そうね…スープのポトフの具材にしょう♪」


グツグツと煮えたぎる大きな鍋


わん子は鍋の中にポトリと…入れられて


「き…きやあきやあ!ワンワン」


「エイルさん!助けらなくてご免なさい!ワンワン

おたっしやでぇ!」

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