第8話 もう忘れよう

忘れない。忘れたくない。忘れよう


これはどんな言葉なのか。


三拍子揃うと何かあるのか。


いや、何も無いだろう。


「美魅」さんの事を無理に忘れようと必死でした。


そうじゃないと…俺が壊れそうで。


しかも「就職活動」が待ってる状態。


これを機に彼女に会わないようにしないと。


なんて色々考えながら時は過ぎ。


2020年も残り僅かになったある日…。


貴女は泣いていました。


「何で…なんで貴方は…もういい、大嫌い」


彼女は相手の男性にキレているようでした。


でも、涙が溢れている…


なんで俺は?


何で何も出来ない?


自分に余裕が無いとこうなるのか。


あとで後悔をしました。あの時なんで声を掛けなかったかと。


悔やんでも意味ないのにね。


取り敢えず…この話は一旦終わりますね。

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