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  • 冬の痕への応援コメント

    悲しいですね。

    前話を読んで、こうであってほしくないと思った事が大体そのまんまでした。

    何と言いますか、こういう非情な組み立てができるというのも大切な技術だと思いました。

    自分には今のところ無理です。
    残酷シーンならいくらでも書ける自信あるんですけどね。

    作者からの返信

    初めは雪女(と言われて差別されているアルビノの少女)の話のはずだったのですが、どうにも時代考証が上手くいきませんで、今のような形になりました。(蛇女は考えませんでした……!)

    私は逆に、優しい組み立てができないんですよね……。善い人を書こうとしても何かしら歪みが出てしまうし、心温まる話にはどことなく悪意が滲んでしまう。きっと性根が曲がっているのでしょう(涙)
    優しい物語を書いてみたい……。

    何となく自分に足りないものが見えてきたような気がします。
    コメントありがとうございました!

  • 春の夢への応援コメント

    美冬は地縛霊?
    雪女?
    寒さに弱そうなので、蛇女に違いない。

    などと勘ぐってます。

  • 冬の痕への応援コメント

    死者は生者を気にしない。
    そうは言いますが、生者としては割り切れないですよね。

    美冬の呪詛は秋人をとらえるのか、否か。
    どこまで責任を感じるべきのかは難しいですね。

    作者からの返信

    個人的にはこの事故で秋人が責任を感じることはない、と思います。ただ、客観的に責任がなくても自責からは逃れられないということもあるのかな、と。理屈と感情は違いますからね……。

    二作ともに目を通して下さり、ありがとうございました。

  • 冬の痕への応援コメント

    うーん。秋人視点では廃小屋としっかり書いてあるんですが、これは秋人や周囲の人の思い込みっぽいかなあと。

    美冬視点のを読むと、もっと鉄とかコンクリートっぽいところにいるような記述になっていて、木造の廃小屋に閉じ込められた感じがしないんですよね。

    ということで美冬、用水路かもしくは貯水池の取り込み口のようなところに落ちちゃったんじゃないかと。もしくは廃小屋ではなくて団地の機械室みたいなところとか。美冬は「探して」ほしかったのではなく、文字通り「助けて」ほしかったんですよね。だから生命の危険のあるようなところに間違って落ちたとかしたんじゃないかなと。

    ところが秋人は、美冬を廃小屋に隠れたまま置き去りにしたと思い込んでる。美冬がひどい、許せないと言っているのは、いまだに秋人が自分の真の所在に気付いていない、ということに対してでしょうか。

    あー、なるほど。そりゃあ呪いたくもなりますよね。

    いやあ、さすがふづきさんです。素晴らしいです。わたしの憶測が当たっているかどうかは別にして見事な二重構造のお話になっていますよね。とても面白かったです。これわたしの推測、とんちんかんなこと言っていないかだけ教えていただけないでしょうか。それによってレビューに書く内容が変わりますので。

    作者からの返信

    わ、私が用意していた答えよりもゆうすけさんの解釈の方が面白くてしっくりくる……Σ(゚д゚lll)ガーン! 美冬が違うところにいるというの、すごく良いです……。そっちで書けたら良かったぁ……。

    こうなると告白するのも恥ずかしいのですが、私なりの答えを白状します。

    まず、美冬が命を落とした廃小屋は現存しません。
    (以下本文から)
    ・今は空き地となった村はずれに廃小屋はあった。
    ・誰もがその存在が消えることを願い、視界(略)から弾き出した。
    ・廃小屋跡地
     などなど、それっぽい記述を入れています。

    とっくに存在しない小屋なので、秋人が訪れたはずもなく……。廃小屋訪問の際の描写は「読者さまを勘違いさせてやるぜ」という悪意に満ちています(;^ω^) 

    とりあえず、事実として描写したのは「美冬の死亡後に小屋は取り壊され、現時点では存在しない」ということだけです。

    じゃあ美冬のいた場所は何なのか? 「空間も幽霊の一部」でも良し、「秋人が心の奥にしまい込んだ罪悪感」でも良し……。解釈次第です。私が狙ったのは後者ですが(ほかにもっと責められるべき人がいる中で美冬が秋人ばかりを責めるのはそのせいですね)、他にも考えがあるかもしれません。小屋をどう見るかによって美冬の正体も変わると思います……。

    気づいた人が口にしても「考えすぎだよ」と苦笑いされるレベルの裏設定でした。

    意図的に解りにくくしたのですが、解りにくくてごめんなさい(>_<)

    コメントありがとうございました。

  • 春の夢への応援コメント

    むむむむ。なんかそこはかとなくホラーチックです……。

  • 冬の痕への応援コメント

    冬と春。雪と小屋と体温。温度と質感を肌で感じるこの筆致の安定感。やっぱり素晴らしいです。
    美冬と秋人の心情ともリンクして、心にずっしりくる物語でした。

    美冬の魂が解放されますように。そう願わずにはいられません。

    作者からの返信

    最近は暑さとマスクの相乗効果で自分の体温にうんざりしているのですが、雪熱に転用できたのは不幸中の幸いでした。
    人間の生み出す熱って凄いですね。

    美冬や秋人にも思いを馳せて下さって、作者冥利に尽きます。
    コメントありがとうございました。

  • 冬の痕への応援コメント

    ひとつだけ、なぜ美冬の両親は我が子が帰らないことを言うのを躊躇ったのでしょうか?
    読み返してみたのですが、そこだけちょっと不明瞭でした。
    それにしても、とても心地よい筆致に脱帽です。
    物語の流れもとてもキレイでした。
    ここまで寒さを的確に表現した作家様はいなかったと思います。
    素敵な物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    「我が子が帰らないことを相談できなかった両親」
    これは確かに引っ掛かりポイントだと思います。相談さえしていたら助かったかもしれないのに……。もしも現実にこんなことが起きたと耳にすれば、私だってそう思います。
    ただ、私がこの両親と同じ状況に置かれたら相談を躊躇うかもしれない、とも思うのです。村を挙げての大捜索をした挙句に問題が無かったことが発覚したら……。喜ばしいことですが、すっごく気まずい。
    昨年飼い猫が行方不明になった時、私は同じようなことを考えて近所への周知を躊躇しました。飼い主としてどうなのかと思うのですが、父親が一緒にいてくれなかったらとても周囲に助けを求められなかったでしょう(猫は発見されました)。六歳の子の親なら今の私の年齢とそんなには変わらないでしょうし、似たようなことは起こり得ると考えます(子供がいればこんな発想はしないかもしれませんが…)。
    これを疑問に感じる人の方が人間としても親としても正しいのは間違いありません。ご指摘ありがとうございました。

    毎日があまりに暑いので、寒いという感覚を思い出すのが大変でした……。
    最近はマスクのせいで自分の吐き散らしている熱を意識することが多く、それが描写に反映された気がします。人間の息って熱い……!

    早速のコメント、ありがとうございました!

  • 春の夢への応援コメント

    情景描写や細かい行動描写が実に寒さを演出しています。そして、止まった美冬の心も。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    恐らく美冬の体感温度は実際の外気温よりもずっと低いのでしょうね。美冬の時を止めてしまったのは誰なのやら……。

  • 冬の痕への応援コメント

    ほぼ同時に二作の投稿ですね。 
    二話目は秋人の視点ですか。
    外に出た時の春の晴れ渡った青空が目に浮かびました。縛られていたのは秋人なのか、美冬なのか。二人が完全に想いを解消できる日は来ないのではという気持ちがします。でも春が希望になってくれるでしょうか。

    常ながら描写が無駄もなく美しいです。個人的には秋人が感じた「寒いな」
    この一言に彼の想いが如実に現れていると思いました。短いのに、ぐっときます。

    作者からの返信

    早速のコメントありがとうございます!私はまだ読みに行けていないというのに……!

    美冬と秋人の関係はなかなかにこんがらがっています。そしておそらく、想いを解消できる日は来ないのでしょう。ごちゃごちゃしたものを整理して、何とか見られるようにするのが関の山でしょうか。解消できないものを引きずりながら進むのも人生かな、なんて思います。

    短くて単純でありふれたフレーズに多くの意味を込めるような表現に憧れがあるので、「寒いな」に秋人の想いを感じていただけて嬉しいです!とても、嬉しいです(二度言う)!