2020/06/09
ガチャ、パリーン
甲高い音が聞こえた。打ったボールが庭に置かれていた植木鉢に当たったのだ。
ガラガラガラっと慌てたように網戸を開ける音がする。
「なんだこれは!なんで俺の盆栽鉢がわれているんだ!」
驚きの声を上げたのは、髪の薄い年配の男性。
怒り心頭なのだろう。まるで完熟したトマトのように顔を真赤にしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます