5月30日木曜日


・曇り。傘と長靴を準備していたけれど、今日も無用の長物だった。

・仕事帰りに図書館に寄る。閉館まで読書した。

・朝は、キャベツ炒め、焼き魚。昼は、朝と同じもの。デザートに、スコーン。おやつに、那須土産のクッキー。夜は、ハッシュドポテト、キムチチャーハン、冬瓜の味噌汁を食べる。執筆のお供に、グレープ入りハーブティーを飲む。


・Spotifyのマイリストを聴く。

・『空気階段の踊り場』のアフタートークを聴く。大阪公演を終えて、それを見てくれた方の感想(ネタバレなし)が紹介される中、とても気になる一通が。それは、好きな女性と一緒に公演を見に来てくれた男性のリスナーさんから。この公演の後、彼女に告白する予定だったが、集合した彼女から、驚きの一言が……。それを聞いたかたまりさんの「ぎゃあ」が、私の気持ちも代弁してくれた。その後の公演も楽しんでくれたのが幸い。モグラさんはこういえばよかったのにと説教していたが、しかし、それが出来なかった彼の気持ちもわかる。難しい問題である。


・『霜降り明星のあてみなげ』を見る。干物工場で見学の後に、沼津新鮮館へ。二足歩行する干物の未確認生物……と同じ格好をした「ヒモノラ」が登場。水木しげる先生がデザインしたんじゃなかいかというくらい生々しい妖怪感。また、二時間前に作ったマグロや大根の干物を実食。結果は、おいしいけれど……という食感だった様子で、作る時に、「誰も作ったこと無いというのは、浸透しなかったのでは」と言っていた粗品さんの懸念が当たってしまった。

・『虎に翼』を見る。今週月曜日と火曜日の分。太平洋戦争も激しくなり、東京も空襲に見舞われるようになってしまう。疎開している寅子と花江とその子供たちの元に、とある報せが……。月曜日の内で終戦を迎えたけれど、失ったものはもう戻ってこないという喪失感が激しい二日間。それでも生きていかなければならないと言う猪爪家の姿勢が、悲しくも美しい。だけれども、生活は非常に苦しくて……という状況下の、衝撃のラストシーンで、続く……。ああ、どうなってしまうのだろうか。


・『虞美人草』を読む。本日で読了。美しく、我の強い女性・藤尾に惹かれる詩人の小野さんは、世話になった孤堂先生とその娘の小夜子との約束を破って、藤尾と結婚しようと決意する。一方、藤尾の異母兄の甲野さんは、自分に遺った父の遺産を一切放棄して、家を出ようと考えていた。もつれにもつれた三角関係のその結末は……。いや、ここで決着かと思ったら、もう一展開あった。文明開化の若者たちは、どう自分の恋と家の事情とに決着をつけるのかと思っていたが、まさかこうなるとは。ある意味最も誠実なようで、存外に残酷なものである。特に、藤尾のラストを思えば、余計に……。どうして藤尾はあのような結末になったのか、評論とかも読んでみたくなった。

・新巻へもんさんの「いつまでも輝く母へ」を読む。

https://kakuyomu.jp/works/16818093076594057999

・地方から東京の大学に進学し、一人暮らしを始めたタカシ。しかし、理想とは違い、孤独感にも苛まれる彼の元に、大きな荷物が届く。上京した青年の等身大な生活と母の愛をストレートに描いた現代ドラマ短編。生活の大変さも、母の優しさも、共感できて染み入るような短編だった。


・『感想魔はかく語りき』に『カラスの親指』の感想をアップ数する。

https://kakuyomu.jp/works/16817330652803072715/episodes/16818093078208334823

・ちょっとだけのつもりが、ラストまで書き上げてしまった。いやー、あれは面白かったし凄かったなーと、あらすじを読みながらでもしみじみしちゃう。



















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