6月14日水曜日


・大雨。場所によっては冠水したらしいが、私が通勤中にはそういう所には出くわさなかった。

・仕事帰りに図書館に寄る。そこで、読みかけの本を一気読み。自宅やカフェとかでの読書も良いけれど、図書館での読書はやっぱ格別な気がする。

・朝は、キャベツ炒め。昼は、キャベツ炒め、唐揚げ、ミニコロッケ。おやつに、苺大福チョコ。夜は、麻婆豆腐、レトルトのふかひれスープを食べる。執筆のお供に、苺フレーバーの緑茶を飲む。


・Spotifyで、YMOの『浮気なぼくら&インストゥルメンタル』を聴く。

・作業用BGMで、Spotifyのエジプトヒットソングを聴く。

・『空気階段の踊り場』を聴く。パチンコ番組の収録で、神奈川の戸塚へやってきたもぐらさんは、そこにある『ガチンコ!』のラーメン道の講師・佐野さんのラーメンを食べたい。お客さんの数が少なくなっている隙を狙って、無事にラーメンをいただけて、その味に満足していたのだが、隣にいるエナメルバッグの男子高校生二人が、トッピングを入れて二千円するラーメンを一杯ずつ食べていたのに苛ついてしまう。もぐらさん、ご自身がお金がなくてさえ無い学生生活を送っていたので、親の金で悠々自適に過ごしている高校生を見ると、二十年経っても当時と同じ怒りが込み上げてくるという。かたまりさんが、その怒りの持続力に驚くくらいに。そんなかたまりさんはイケている方の高校生だったので、もぐらさんに説教されるという理不尽w かたまりさんも、その怒りを抑えてもらうために、「エナメルバッグを買う」「高校生に直接文句を言う」などの打開策を挙げるのだが、もぐらさんにとってはどれも的外れ。当時の自分はどうあがいてもイケイケな高校生には勝てないというのが怒りの原動力なので、これが解消されるには、タイムマシンが発明されるしかないという。中々難儀だなぁ。


・『ブラザー・サン シスター・ムーン』を読む。第三部の「陽があたる場所」で読了。とある喫茶店で行われた、箱崎一へのインタビュー。それを通して映画研究会に所属していた、大学生時代を振り返る。インタビューに同席した人の目線と、箱崎一本人の心内語を織り交ぜた、変わった構成の部。これでも、今がどっちの語りなのかが分かるようになっている。ちなみに、インタビューの同席者は、一人称が全く出て来ないので、一体何者なのか分からないのが面白い。多分、カメラマンだと思うけれど。口にした建前を本心だと思う、ちょっと変わった性格の彼が語る学生時代は、どれも客観的で、「熱くなったあの日々」という形では語られていないように思える。そんな彼が、「表現したい」と感じるようになったきっかけが、とても断片的にだけど、現れてくるのが興味深い。あと、インタビュー内容に関して、かなり皮肉った見方をしているのも、ドキリとさせられる。本作のタイトルは、とある映画から取っていて、章題も映画のタイトルから来ている。この映画の話をした瞬間が、一の本心なんだろうと思えるけれど、これまた解釈の別れそうな一言で、すごく気になった。同じ高校から同じ大学に進学した男女三人を通して、表現することを一歩引いた目線で、それでもそこにのめり込んでしまう様を描いた小説だった。


・『繋ぐ糸の色を教えて』を書く。第四話の第一場面まで終了。もうちょっとガッと書きたいけれど、一先ずは良い感じだと思いたい。






























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