3月16日水曜日


・快晴。上着を持っていかなかったけれど、寒くはなかった。

・図書館へ行く。


・ウォークマンで、ポルノの「光の矢」、キャプストの「クリーンタウン」、電気グルーヴの「ノイノイノイ」などを聴く。

・『空気階段の踊り場』を聴く。久しぶりに居酒屋で一人飲みをしていたもぐらさんは、二人組の若い男性に話しかけられて、店長の許可を得て、一緒に飲むことに。ハイテンションな方と気後れしている方だが、実は、気後れしている方は二年目の芸人さんだった。友達として、ハイテンションな方が「こいつ面白いんですよー」と言ってくれるのだが、二人が合コンに行くと、友達の方が面白いと言われてしまう。それを言われて、「言うなよ!」と恥ずかしがる新人芸人さん。「面白くない」と言われていた自分の新人だった頃を思い出してしまうもぐらさんとかたまりさん。もぐらさんの意向で、新人さんの名前は言わなかったけれど、売れてほしいなぁ。


・『空気階段の空気観察』を見る。イタリア人のママが経営するスナックで、もぐらさんがマスターになりきる回。ゲストは、かたまりさんと同郷で同期で同い年で、かたまりさんの同級生と結婚した蛙亭の中野さん。今回も、もぐらさんのアドリブがどんどん飛び出す。日本に来て45年の90歳で、このお店のママは娘、日本に来たのは貴乃花に会いたいからと、矛盾しまくった設定をすらすら話す。「イタリアで一番有名なことわざは?」と言われて、「チーズを踏んだら伸びる」に笑った。ちなみに、実際のことわざは「ローマは一日にして成らず」。


・井伏鱒二の「二つの話」を読み終える。戦時中、山梨に疎開していた「私」は、同じく東京から疎開していた二人の少年と知り合う。彼らは、ある疑問から、相対性理論を使えば過去に行けるという話を知り、そこから彼らとタイムスリップする話を書き始める。随筆形式の小説。結構不思議な味わいで、展開をどうするのかの試行錯誤が赤裸々に書かれている。戦争中が舞台なのだが、いつもの生活が描かれている。いわば、戦争が日常になっている時代と言うのか。タイムスリップ先の物語も、時世が反映されているのかもしれない。


・KAC20226の「焼き鳥」がテーマの作品を書き始める。まだ冒頭。外国の人が故郷で日本の焼き鳥を再現しようとする話を最初に思い付いたけれど、レシピに自信がなく、昔小説の中で書いた焼き鳥屋さんがコロナ禍で閉店する話も考えたけれど、暗くなりそうで諦めて、昔思いついた話を変更して書いていくことにした。




































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