第54話 曇天
やっと晴れたと思った空は
あっという間に雲に覆われ
どうせなら洗い流してくれと
待てども待てども雨は降らず
ただ息を吸って吐くだけの
生きることすら気だるくて
望む青空に出会えぬ心は
いつまで経っても重いまま
胸に抱えたこの曇り空
晴れ間に虹がさす日は来るか
また見ぬそのときを思い
今日もまたここに立ち尽くす
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます