応援コメント

第終首 美冬溶かさむ」への応援コメント

  • ストーリーの中に、するーっとお歌が入ってくる感じの嫌味の無さ、とても良かったです。

    ナレーションっぽい語り手の調子も某国営放送風で、ある意味現代風に落とし込んだ感じがとっつき易いのかなと思って読みました。
    細かい部分は既にコメント欄でご指摘されているので、私も「ふむふむ」と思って一読させていただきました。
    だって古文ネイティブじゃないもーんと軽い気持ちで読んでしまいましたことを、ここに反省いたします。

    作者からの返信

    はじめまして、穂乃華総持です。
    再公開して、初めてのコメント、ありがとうございます。
    実を言いますと、初公開していましたときはもっと古文に近いものでして、古文の教科書の現代語訳を読んでいるように書いたものなのです。
    それを再公開のさいに、もっと読みやすく現代語に近くしました。ですから、反省などと言うのも、以前にコメントを寄せてくださいました人にも、感謝、感謝の作品なわけです。
    コメントとに♥️、☆を頂きまして、ありがとうございます! 心から感謝の雄叫びを!(^ω^)

  • 3話目での美冬姫の毅然とした言葉、そして最終話での歌の一節『美雪溶かさむ』に「うおおお、そう来るか~!」と心が震えました。
    1~2話を拝読した限りでは、繊細で詩的な雰囲気の作品なのかな、と想像していたのですが、
    3話の秋人と美冬の再会からは、擬古文という膜にくるまれていた物語からぐっと肉迫性が出てきたように思えて、とても活き活きとした熱い物語だったんだということが心地よかったです。
    (1話目で完結かと早合点してしまって「タイトル回収してる?」というような失礼極まりないことを書いてしまい、大変申し訳ございませんでした。。過去の自分を蹴りつけたいです。。)


    擬古文調の文体、確かに今の言葉遣いと文体に慣れ切った身からすると読解に一定の負荷(ストレス)があります。
    私などは古文の授業もへらへら受けていたような身なので、かえって文法の細やかなところには意識が行かず、文章の要旨や大まかなイメージのみを受け取ることで充分楽しむことができました。
    一方、こういった企画だからこそ、その文法の不備や不徹底が気になるという方もいらっしゃることに、傍目からではありますが私もこのアプローチの難しさを感じました。

    ただ、「いっそ現代文や口語で書いても……」というご意見には頷ける部分も感じる(※決して否定や批判をする意図はありません)のですが、
    最初からそういう書かれ方をしていたとすると、私個人としては「ふーん、まぁ良かったと思います」というような、当たり障りのない読後感で終わってしまったかも知れません。
    読者のストレスを承知で、敢えて擬古文でこのストーリーを書かれたという部分について、私は方向性としてとてもポジティブな印象を受けました。
    読みやすさとの塩梅で苦心されながらも、重要な部分の理解や伝達を妨げないよう配慮されていることも伝わってきましたし、
    美冬や秋人の1人称ではなく、美冬の侍女の視点でふたりの関係が語られる(それによって読者もふたりの少年少女の悲喜をそばで見守るような形で感情移入できる)という、企画作品の中では斬新な視点設定(カメラワーク)にも自然さと納得感がありました。

    それに、やはり各話で挿入される歌こそがこの物語のコアであり、タイトル回収のギミックにもなっているかと思います。
    仮に現代調で書くことで見た目上は読みやすくなったとしても、ここの魅力を損ねてしまうことがあれば作品としては本末転倒ではなかろうか、という印象を受けました。
    地の文は現代文あるいは口語なのに要所で古文の授業で習ったような和歌が……となってしまうと、「ディスニー映画で突然歌い出すのがどうしても違和感あって興ざめする」というのと同じような気持ちを抱いたかも知れません。
    この和歌を現代社会に生きる読み手にも違和感なくソフトランディングできる秘策が現代調アプローチで持てない限りは、(正確性の話は別途あるかも知れませんが)擬古文のアプローチで良かったと思っています。


    上記の感想は、私自身が古文に対してこだわりや知識がないから言える類のものかも知れません。
    ただ、ともあれ私個人としては感情を揺さぶられる体験ができて、とても楽しかったです。今回の企画作品でこれまでに拝読した中でも、記憶に残る作品でした。
    素敵な物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    読了して頂きまして、ありがとうございます。

    文長さんと言えば、あの出来事で強烈な印象が残っています。(笑)
    でもそのおかげで、わたしも素敵なお話を読ませて頂きました。ここまでパニック小説に、壮大なお話にできるのかと、驚きを持ちました。
    あの第一首は、わたしの中で方向性が定まってなく、最後の一文にしましても、体裁を整えるために、直前に思い付きで書き加えましたから、こりゃ誤解を受けるよな、と後になってわたしも反省しました。

    いろいろな否定のコメントも頂戴していますが、わたしとしましても「書き直すつもりはないなぁ」なんて。
    ここで書き直して、現代語に直して新たに更新すれば、もう一押しPVも伸びて☆もなんて、思ったりしますが。(笑)
    その時に想って、書いた物が一番かと思いまして。

    わたしも、現代文に書き直すのは簡単なのですが、前後の体裁と雰囲気を考えると、このままがいいかなぁと。
    だからって、正確な古語にしてしまうと、何人の人が読めるのだろう?と疑問に思います。
    わたしが小説を書くようになって、一貫して思ってきたのが「多くの人に楽しんで読んでもらう」ということですから、それにも反しますから。

    長いながいお誉めの言葉、大変に嬉しく、有り難く頂戴致しました。ありがとうございます。
    でも、このくらいではめげないのが、わたしです。
    バカじゃないの! と過去の彼女に言われながらも、それでも書き続けてきたのが、わたしですからね。(^ω^)

  • すみません。既に何人かの方が指摘されていて、お耳が痛いことでしょうが、私も文体のちゃんぽん感が気になってお話が入ってきませんでした(T_T)

    古文でいうところの〈原文〉と〈訳〉っぽい文体が交じっているのですよね。どちらかに統一するべきでしょう。というか、ここまで文語にこだわらずとも口語でよかったと思います、この物語なら!

    女性が記したという体裁なのだし、もっと柔らかい文体の方がよかったかなーと。あと、ツッコむまいと思ってましたが敬語表現が……。やっぱり、話し手・為手・聞き手・受け手の上下関係を図にしながらじゃないと難しいですね。私はそこまでやりませんけど(オイ)

    何はともあれお疲れさまでした!
    私もまったく別の企画で古文体に挑戦したことがあったのですが、疲労困憊で二度とやるもんかと心に決めました。二度とやりません(きっぱり)
    それだけ難しい挑戦ですもの。ほんと、お疲れさまでした~。

    作者からの返信

    お読み頂いたのに、愚作で申し訳ありません。わざわざ時間を割いて頂いたのに……。
    まぁ、この企画に参加するのも、これが最後。駄作だということも、わたし自身が一番わかっていることです。
    また一から勉強して、こつこつとやって行きたいと思っています。
    ご丁寧なアドバイス、ありがとうございました。

  • 面白かったです。時代絵巻風でお付きの女視点、ところどころで和歌を挟む趣向、もうそれだけで絢爛豪華な平安末期の雰囲気に浸れますよね。

    ところで、疑似古文調の文体が怪しすぎてちょっと楽しむ妨げになっちゃってますね。とりあえず「~し」は後ろに名詞が続く場合ですので、この形で言いきりで終わると、はあ?となってしまいます。
    例えば「見咎められることなきに、抜け出せし」これは言い切りなので、正確に古文にすれば「抜け出でき」ですが、語調良くないですよね。いっそ全部現代調にしちゃった方がいいかと思うのですが。「日の本一に成りて改めし」これもおかしいですよね。これ命令形なので「改めよ」でいいんじゃないかなと。

    せっかくの唯一無二の作品世界ですからセリフは全部現代調、語りの部分も雰囲気だけ残す感じにした方がいいかな、と思います。それか、徹底的に古文調に正確に直すか。今の混在しているのは読みづらくしてるだけかなと思います。もったいないです。

    作者からの返信

    お読み頂きまして、ありがとうございます。
    最初の誉め言葉より、訂正の方が長い……。(笑)
    まぁ、その程度の作品だとはわかっております。
    いろいろと訂正の例題まで上げて、お教え頂きまして、ご丁寧にすみません。
    だけど、直すかどうかは……わたしの中では、すでに過去作なんですよね。これに手をさいて時間を使うか、新たな自作に時間をかけるかは、その時の気分しだいです。
    ですが、教えて頂いたことは頭に刻み付けておりますから。
    どうも、ありがとうございました。

  • 擬古文調の文体なのに読みやすく整えられていて、ほぼストレスなく読み通せました。完全な擬古文であればどんなに上手でも読みづらさは避けられないので、この塩梅は理想的だと思います。
    過去の助動詞「き」が多すぎるようにも思いましたが、あくまで主人公の体験をベースに物語をする近代小説の枠組みが導入された結果ともいえます。違和感はありますが、もし平安時代の人が近代小説のルールで文章を作ったら、こうなるのかもとも思います。
    歴史の大きなうねりの瞬間に仮託して、企画のレギュレーションにのっとり創作した人物を混ぜ込んでしまう、ものすごいエネルギーを感じる作品でした。和歌があるのもとてもいいです。骨太な「強い」作品だと思います!

    作者からの返信

    お読みくださいまして、ありがとうございます。
    わたしとしましては、それなりに時間を割いて考えた作品だったので、少しでも誉めて頂けて嬉しいです。
    ですが、まだまだですね……。
    コメントにレビュー、ありがとうございました。

  • >わたくしは言葉にもならぬ声が上げし、繋ぎたる手強く振りますれば、美冬姫さまは息を飲んで見詰めまする。

     ここ、『言葉にもならぬ声が上げし』は『声を上げし』でなくて良いのでしょうか? 古語はまったくわかりませんが、ちょっと疑問に思ったので。

     三男とかっていうから、史実を元にしたフィクションかと思ってたら、秋人さん、美冬姫ともに架空の人物とは!?
     ひっかけ問題なんて意地悪ですっ!
     って、概要欄に書いてありましたね。テストに書いたら❌食らうって。

    作者からの返信

    読了、並びにコメント、そしてレビュー本文まで、ありがとうございます。
    ゆきちゃんのコメで、いつも笑わせて頂いてます。まさに、ぎすぎすした職場での清涼剤です。(^ω^)

    ここなんですが……「声が上げる」だと無意識に、「声を上げる」だと意識的にかな?と思いまして、そのまま残したのですけど……直したほうが読みやすいですね。ありがとうございます。

    そうなんです、架空ですよ。(笑)
    ただこの頃は一夫多妻が当たり前で、何人も子供がいるのも当たり前ですからね。
    現に保元の乱で勝った源義朝(わたしの作品では、秋人のお兄さん)は、九人兄弟です。
    それもこの戦いで、お父さんの源為義の他に、敵となった三男以下の弟たちも倒してます……つまらりはね、史実では秋人さんはもう生きていないことに……。
    それも、この戦いでこんだけ殺しちゃったから、鎌倉幕府の将軍って正統な河内源氏の血を引く人がいなくて、三代で終わっちゃうという、おまけ付きです。

    さらに言えば、この頃ってお母さんの血筋が重要視されて、生まれた順番じゃないのです。
    お父さんが手を付けた中で、一番いい所のお嬢さんだった女性の子供が嫡男になるのが普通ですね。
    そこのとこの現代とのギャップも、見事にスルーしているのでした。(笑)

  • 穂乃華さん、お疲れ様です┏○))
    Twitterで大地さんが絶賛しておられたので参上いたしました!
    この作品でお忙しかったんですね??
    わたしの作品なんか何十倍も上回るのですから、駄作を読むより書いてください🎵
    わたしは古典は専門外ですが、強いて言えば和歌の言葉のリズムがもう少し意識されていたらな、と率直に思いました。
    が、わたしには書けそうにないので穂乃華さんをリスペクトして帰ります。
    レビュコメ、付けたいんですけどまだ心が物語の中にありますのでお星様だけ置いていこうと思います。
    大変素敵な物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    あらあら、お忙しいのに、ありがとうございます。
    遅筆なわたしですから、僅か一週間で書くのは、他の人の倍以上の時間がかかるわけですよ。(^ω^)

    和歌ですが……物語に合わせ書くのは大変に難しく、試行錯誤です。
    普段はプロットと和歌を用意してから書くのですが、今回は書きながらでしたので、無理があったかもですね。
    ご意見、ありがとうございました。(^ω^)

  • とても素敵な作品でした。古文調で書いたところがまた、普段と違う日本語の雰囲気で、面白い経験でした。
    おそらく現代語で書いてもいける物語だろうと思います。
    秋人がとてもいいなと。容姿が詳しく書かれていないのに、凛々しい様子が伝わってきました。
    視点者の選択もうまいと思いました。

    作者からの返信

    お読み頂きまして、ありがとうございました。
    冒頭部分の書き出しで、第三者であることを明確にするには「どうしよう?」と考えているうちに浮かんだのが、あの源氏物語の書き出しでして、あとはするすると古文調にという経緯です。
    好みが凄い別れるし、読み難いと敬遠されるかな?と思ったら、案外に多くの方に読んでもらって、自分でも驚いてます。

    秋人は青年武士らしい真っ直ぐさを、美冬は奥ゆかしい姫らしさを気を付けて書きましたので、嬉しいご感想です。
    レビューを頂きましたうえに、本文まで頂きまして、ありがとうございます。感謝、感謝です。(^ω^)

  • はじめまして。企画から来ました。古語での執筆お疲れ様です。大変な努力をされているとお見受けしました。私は歴史はそれほど詳しくないのですが、古文や、平安時代の雅な感じは大好きです。
    読者目線で正直に言いますと、文法的な疑問や、わかりにくい古語に邪魔されて、ストーリーに集中できませんでした。私の読解力の問題も大いにあるとは思うのですが、せっかくのお話、動画のように楽しみたいのに、それができないのは残念です。多くの方に楽しんでもらいたいならば、古語は、要所要所に、少しだけ入れる方がいいように思います。
    でも、他の皆さんは大いに楽しまれているし、もっと書いて欲しいという意見もあるようなので、私だけなのかなとも思います。

    第一首
    >自らはお隠れになられておりまするお気持ちにございましょうが、草葉の間より装束の赤き衣の裾がのぞいておられまする。

    お隠れになる→死ぬのイメージが強いので
    その後の「草葉」で死のイメージ追い討ち。
    古典を習っていたのは昔なので、本当はどうすべきか私にはよくわからないのですが、気になってしまいました。

    ともに精進いたしましょう。
    お疲れ様でした(*´∀`*)

    作者からの返信

    はじめまして、すみれさん。巡回、ご苦労さまです!( ̄- ̄)ゞ


    古文調に書いたので、好みは大きく別れるものと初めから思っていました。現に一話目のPVの半分は次話に進んで貰えず、そっと去ってますから。
    その中、最後までお読み頂いたこと、敢えて御意見を残してくれたことを嬉しく思っています。
    古文を専門に学んだわけでもなく、完全な独学ですから、かなりの部分で間違いが散見していることと認識しております。

    ご指摘頂きました部分につきましては、自分では然程の意識もなく書いた所なのですが、指摘されたのがすみれさんでお二人目になりますので、改稿すべき文章なのでしょうね。
    書き難い御意見を敢えて残してくれたことに、その勇気を賞賛致しますと共に、浮かれた身を引き締めるためにも感謝しております。

    編集済
  • 完結お疲れ様です。いやー、力作。和歌だけでもすごいのに、さらに、ですからね。私は歴史の細々としたことに詳しくないので、雰囲気を味わうので面白かったです。詳しいとひっかかるのでしょうかね。個人的には「~する」て言葉が好きです(笑)
    穂乃華さんはこっち方面に詳しいようなので、現代を古文風に書く、なんてのも面白いかもしれませんね。そろり、そろり……みたいな。あとそういうお笑い芸人さんがいたはず……。ただ私がそういう笑いが好きなだけですけど←

    作者からの返信

    お読みくださいまして、ありがとうございます!
    この竹神さんの、他の人と着想の違うコメント、好きですよ。待ってました。(わたしはもっと違うけど 笑笑)

    現代を古文にか……最近、光源氏が現代にトリップしてのドラマをNHKでやってましたね。流行りなのかなぁ……ちょっと惹かれたりして。(笑)
    貴重なご意見、ありがとうございます。
    竹神さんのオリジナル新作も、期待して待ってますからね。この夏は、果たしてパッカーンみたいなやつか、それとも深く潜りゆくソレイユか、ともに期待度マンマンでですから、お身体に気を付けて、お庭いじりはほどほどに、にゃんこと遊んでも、頑張ってくださいね。(^ω^)

  • この2人のモデルはあれかな……?
    などと邪推しながら読んでいました。
    わたしも書きたいモデルがいるのです! でも穂乃華さまのような美しい物語は書けない……。

    最後まで古典絵巻のような物語。とても楽しかったです。
    2人が無事に再会できることを祈っています。

    作者からの返信

    お読みくださいましたうえに、レビューまで、ありがとうございます。大切に読ませて頂きました。

    この二人は、まったくのわたしの創作です。
    ですが、秋人は源義仲を考えて書きました。実際には、彼には最後まで付き従い、涙の別れをした女武将の巴御前が居たのですが、その史実より、涙のうちに別れた幼馴染みのわたしの方が現実的かな、なんて。(笑)
    美冬姫は、あっちこっちから寄り集めて創りましたよ。一見して、なよやかに見えても、実は真の強い、男の尻をひっぱたく女性にしました。(わたしの好みがバンバンです。 笑笑)

    いえいえ、長月さんの雪熱を読みまして、美冬はすごく生き生きとした、まだ大人になりきらない、少女として描かれていたと思います。
    また古代の北陸(わたしは、勝手に福井あたりを想像しています)、その着想は特筆です。わたしだったら、やっぱり畿内を考えますからね。
    続きが公開されるなら、楽しみと勉強を兼ねて、読んでみたい。
    また、この人が書く世界って、どんな歴史なのだろう? という興味でフォローさせて頂きました。
    煩くしましたら、ごめんなさい。今後とも、よろしくお願いします。

    編集済
  • 素敵でした〜! とっぷり雰囲気にひたれて、要所要所にはさまれる和歌もすごくよかったです。あっぱれ!

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    レビューまで頂きまして、ルンルンで仕事の合間に何度も読んで、現実逃避しました。(おいおい! 笑)

    和歌は、最後の二首は書き出す前に考えたもので、あとのはその都度に考えたものです。
    最後が決まってたから、あっちこっちに行かなくて、よかったかも。(笑)
    あっぱれとの御言葉に、舞い上がって踊ってます。(^ω^)

  • 企画とは思えません、この物語! 久方振りに本格的な歴史もの読んで満足至極です

    作者からの返信

    お誉めに授かり、恐悦至極!(笑笑)
    お読み頂いたうえに、素敵なレビューまで頂きまして、ありがとうございます。
    田舎武者と言われる源氏ですが、わたしは好きなんですよ。特に源義仲なんて、泥臭くても一途に勝ちに拘るとこが。
    後の源平の合戦では、「おいおい……」てな反則がいっぱいですけど。勝ったからこそ、義経なんて英雄ですけど、負けてたらコテンコテンに言われてるでしょうね。(笑)

  • 雪の白、直垂の紅、そして空の青が鮮やかに頭に浮かぶような、切ない中にも清々しさのあるラストでした。

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    否応なしに別れゆく二人ですが、その未来に何かしらが見えるように終わらしたかったので、そう言って頂けますと嬉しいです。

  • もしかしたらこれが、永久の別れになるかもしれない。涙を飲んで愛する者を見送る人が、いったいどれだけいることか。

    どうか無事に帰ってきてほしい。それは手柄をたてることよりも、ずっと大事で切実な願い。
    再び会えることを、祈るばかりです。

    時代を感じさせる語り口調が、重みと切なさを感じました。
    避けられない運命を突きつけられた二人を描いた、濃厚な時代小説、素敵でした。

    作者からの返信

    毎回、早々にコメントを頂いたうえに、お誉めの言葉まで!
    ありがとうございました。

    この時代の戦ですから、勝っても負けても、歩いて帰ってくるわけですから、大変だったでしょうね。なかには、その途中で不幸にもって人も多かったはずです。

    二人の別れを書くなら、おもいっきりの障害を、と思って考えた作品です。古語を使ったのは、実は後付けだったりします。(笑)

  • 美冬姫にとって、秋人の手柄よりも、栄達よりも、そしてもしかしたら、自らに向けられた恋心よりも、ただ無事でいてくれることの方が何よりも大事なのかもしれませんね。

    戦いである以上、絶対無事な保証なんてどこにもない。だけどお願いだから、どうか元気な姿で戻ってきてほしい。美冬姫が何度も繰り返した願いが、どうか天にとどいてほしいです。

    作者からの返信

    お読みくださいまして、ありがとうございました。
    公開しての真っ先のPVにコメント、大変に心強く、嬉しかったです。

    その後はどうなるのでしょうね。史実では、これ以上ないってくらい、完璧な源氏の負け戦なのですが、仮想歴史ですからね。一人くらい落ち伸びても……あるいは、大逆転勝利しても、おかしくないかもです。(^ω^)

    編集済