小惑星がやってくる!

夜霧 ふらむ

小惑星がやってくる!

頭上に、星が舞った。光が右往左往して、目の前から散り散りと弾けて、視線の外へと飛んでゆく。


 突然の衝撃に思わず倒れ込むと、目の前に放置されたランドセルが見える。それはまだ一年と少し程しか使われていないというのに傷だらけで、紐は飛び出しているし、穴だって空いている。それだけではなく、この部屋の隅々にも、穴が開いている。それはまるで星々が衝突した際に出来るクレーターのように、この家の歴史を感じさせる。


 目の奥から熱いものが迫って、それを抑えようとして顔を埋めるも、その努力は無駄に終わる。

 頭がとても痛い。変形してしまったのではないかと思うほどの激痛が、私を襲う。


「何度言えばわかるんだ! この出来損ないが!」


 朦朧とした意識の中で怒号が聞こえ、腹部に強い痛みが走る。胃液が喉を通過するのを感じて必死に堪えたけれど、まるで意味を為さなかった。スーツ姿のままの父が、私には恐怖の対象だった。


 父が私に暴力を振るうのは、今回が初めてじゃなかった。物心のついた時から、私の体には無数のアザと絆創膏があった。けれど、それが何を意味するかなんて当時はわからなかった。他の子供達と遊ぶようになってみると、その見方は変わってしまった。私と同じようなアザも、絆創膏も無かったからだ。だから、そこで初めて私の父はおかしいのだと感じたのだ。


 それでも、私がまだ小学二年であるという事実が、その境遇から抜け出す力を奪っていた。先生に相談をしてみたけれどまるで相手にもされず、むしろ私に非があるのではと、長々と説教までされてしまったのだから、もう話すことすらしなくなった。


 ちなみに、今日の父が怒った理由だけれど、私がテストで九六点だったから……という事らしい。たった一問、あそこでミスをしなければ、この激痛と苦しみを味わう事はなかったのだろうか。そう考えると、私にも非があるんじゃないかと、少しだけ思う。だって、その一問を間違えなければ、父は優しかったはずなのだから。


 でも、それでも私は「嫌だ」って、言いたかった。



 昨日は、疲れからかぐっすりと眠れたけれど、受けた痛みは消えていない。相変わらず頭痛は酷いし、殴られた場所がじんじんと痛み続けている。私は放課後の廊下をゆらゆらと、すっかり伸びきってボサボサな自分の髪を「邪魔だなぁ」と感じながら、俯いて歩いていた。


 窓からは太陽の光が差していて、それは暗い私の気持ちを相殺するかのように、優しく照らす。もう五月だからか、若干強い日差しだけれど、そこにはまだ温かさがある。でも私は鬱陶しいと思って、ため息しか出なかった。


朝美あさみー!」


 ふいに、名前を呼ばれて振り返る。

 廊下の端から、バタバタと上履きを鳴らしながら走ってくる男の子がいた。生まれつきなのか、若干茶色かかった髪に、いつものようにロケットの形をしたロケットを首からぶら下げて、ちゃりちゃりと音を鳴らしている。


 唯一の友達である、かけるだった。いつも無邪気で元気いっぱいで、私とは真逆な性格なのに、何故か「友達になろう!」と言われ続けて、半ば強引に友達にさせられたのだ。


「翔、どうしたの?」

「せっかくだから、一緒に帰ろうと思って!」

「そう。まあ、いいけど」

 そう言うと、翔はスタスタとついてきた。いつも上機嫌で、楽観的ではあるけれど、今日は一段と機嫌が良さそうだ。その勢いに押されて、心なしか私も勇気づけられる気がした。


 校門を出て、いつものルートを通る。いつものというと、公園に行ってささやかな時を過ごし、古本屋を通って、橋を渡って帰るルートだ。私の家に着くのが一番遅いルートでもある。家に帰るのはなるべく遅い方がいいし、翔とも一緒に居たいから、そうしている。


 公園に着くと、大抵は二人でブランコに座る。そこで小一時間ほど話したのちに帰る。いつも、そんなルーティンで過ごしていた。しかし、今日は雰囲気が違った。いつものように私がブランコに座ると、翔は嬉しそうな顔をしてこちらへと歩み寄って来たのだ。それは私にとってあまりにも唐突だったから身を引いてしまいそうになったけれど、その理由を聞いてみない事には不審がっても仕方がないと思って、ポーカーフェイスを気取ってみる。思いの外それは上手くいったようで、翔は不信感もなく歩み寄ってきた。


「朝美、実は僕、こんなのを見たんだ!」

 翔は一枚の破れた新聞紙を取り出して、それをピンと張ってこちらに見せてきた。汚く切り取られたそれは、よほど勢いだけで千切ったのだろうと感じさせる。


「それ、なに?」

「見てよ! 小惑星が接近するって!」

 そこに書かれていたのは、明日の午後十時頃に小惑星が上空を通過するという、ニュースの記事だった。私の家にはテレビなんてものはなかったから、そんな情報は知らなかったけれど、なんだか素敵だなぁと感じた私は、食い入るようにそれを見た。


「小惑星かぁ、一体どんなのなんだろう」

「すっごく面白いよ! 空の上をすいっと飛んでいくんだ! 僕もまだ本物は見たことは無いけど、天体シミュレーションで見たから、それは間違いないよ!」

「ほんと、天体とか好きだよね、翔は……」

「うん! だって、宇宙には空気も何もなくて、星々が自由に旅をしてるんだって! そんな星に憧れるんだ!」

「自由……かぁ、私には、ただただ空に張り付けにされてる様にしか見えないけどなぁ」

 翔のそれは、稚拙な発想だと思ったけれど、今の私には響くものがあった。「自由」……それは一体どんなものなのだろうと、自由になれたら、もう父に殴られたりはしないのだろうかと。


 もし、小惑星みたいにふわふわと宇宙を漂えたら、どうなるのだろうと。どんなに幸せなのかと……そう考えた私は、ほんの少しその小惑星に興味が湧いた。気付いた時には、その誘いを承諾してしまっていたのだから、心の底ではかなり楽しみだったのかもしれない。


「じゃあ、来るよ。明日の夜に、ここに。そして、小惑星を見よう?」

「え、いいの!?」

「うん、私も見てみたいなって思ったから」

 翔は嬉しそうに頷いた、そんなに頭をコクっと下ろすと、いつかもげちゃうよって思うくらいには強く頷いた。


 翔は、私の事情なんて知らないから、私が夜に出られない事にすら気づかない。それに、そんな事は気づかせたくもない。頭の中で、自由な小惑星と、檻の中に居る私とが、対峙しているようだった。


 それからの私は、ただひたすらに夜に抜け出す事だけを考えた。あの父のことだ、まともに話なんて聞いてはくれないだろう。明日の夜まではた三十時間程しか無いけれど、考えれば考えるほど、何か良い案が浮かんでくる気がして、考えた。


 怒られることもなく、かつ外に出る方法……。私は悩むと足を止めてしまうから、ずっと橋の上で考えた。ちなみに翔はというと、今日は早めに帰るとかなんとかで、もう側には居なかった。いつもだったら考え事をして停止している私の肩をポンと叩いてくれるのだけれど、今日はそれが無い。時間だけが、流れ星のように過ぎ去っていった。



 家に帰ると、また怒号が飛んだ。父は私が約束の時間よりも二十分遅く帰ってきたことにご立腹だった。

 壁掛けの時計を見ると十八時の二十分を指しているのが見える。まずいと思った時には、もう手遅れだった。


 大きく振りかぶられた手が、私の目の前へと飛んでくる。風切り音がして、私に鋭い痛みが走る。頬が赤く染まり、ヒリヒリとした感覚が抜けない。また、目の前に星が舞った。


 思わず倒れ込むと、今度は足が飛んできた。容赦のない一撃で、ドスっと重い音が鳴る。運悪く溝落ちに入り、息が出来ない。頑張っても空気が肺に入ってくる実感がなかった。でも、私にはいつものことだったので、耐えるしかないと……そう思い続けた。




 もし、私が小惑星だったなら、こんな思いをしなくて済んだのだろうか?


 私が自由だったら、こんな痛みなんてなかったのだろうか?


 いくら理想郷を夢見ても、現実の私との対比で苦しむだけだ、それでも想像せざるを得ない、そうしなければ壊れてしまうと思ったから。


 小惑星になって、自由な旅に出たら、どんなに幸せだろう。そう空想していれば、今日は凌げると考えて、めいいっぱいの幸せを空想に詰め込んだ。



 気づけば、体に走る衝撃は止んでいた。今日は終わりだろうか、そう思い父を見上げると、手が止まっていたので安堵した。私は疲れて眠ろうとすると、父が一言、放った。




「俺の妻が死んだのは、お前のせいだ。お前を産んで、妻は死んだ、この意味がわかるか?」

 急に妙なことを言われて戸惑う。父の声は震えていて、それが何を意味するかなんてわからなかったけれど、どこか悲しみを纏った声をしていたのだけはわかった。

「お前が……お前が妻の代わりになれよ! お前なんかのせいで、ちくしょう!」

 震える手が、私に触れた。思わず目を瞑ったけれど、いつものように殴られるでもなく、ただただ触れられた。その感覚は初めてで、私はそれを優しさなのかと思っていた。私のアザだらけの肌が、父の目の前に露出されるまでは……。


 その後の事はよくわからない、ただ、私は叫び続けていたと思う。暴力的な痛みと苦しみが私を襲い、気を失ったのだと思う。

 気づけば朝になっていて、ニワトリの鳴き声だけがこだましていた。



 学校には行かなかった。というよりも、行けなかったというのが正しいかもしれない。不思議といつものような痛みだったりとかは感じなかったけれど、なんだか自分が汚れてしまった気がして、人様の目に触れるようなところに出たいとも思わなかった。


 ふと、昨日の小惑星の話を思い出して涙が出る。私も宇宙の旅に出たいと、自由に空を飛び回りたいと願って、声を殺してただひたすらに涙だけが流れてゆく。どうして私は檻の中で生まれてしまったのだろう? 自由になりたいと願っているのに、自分から行動することも許されない。その苦しみで胸が痛かった。


 家の隅々には、クレーターが出来ている。小惑星もきっと、色んな星々とぶつかっては欠けて、時にはヘコんでしまっているのだろうか?

 自由に宇宙を旅していると、元のままの姿ではいられないだろう。だからきっと、小惑星だって、私と同じ境遇なのかもしれない。


「だったら……」


 ふと、ヘンテコな発想が頭をよぎる。小惑星だって私と同じなら、私だって自由になれるのかもしれないと、縛られた衛星ではなく、自由な小惑星になれるのではないかと、自分でもバカバカしいと思って、笑みが溢れた。



 それが、きっかけとなった。


 父に縛られた衛星が、外へ飛び出すには、父と離れた今しかない。衛星が嫌なら、逃げてしまえばいい。自由に宇宙を漂う星になればいい……と。


 それからの行動は早かった、私は家中を駆け回っては必要なものをバッグに詰め込んでいった、よれよれの服に、翔からもらったキーホルダーに、綿の飛び出た人形とかだ。みすぼらしいと笑われるかもしれないけれど、私にとって、それらは宝物だ。そんな宝物をバッグ一杯に詰め込んだら、使い慣れた靴を履いて、一目散に外へと飛び出すのだった。


 外の空気はとても澄んでいる気がして、呼吸をする度に自分の中の活力が戻っていくのを感じる。太陽のあの憎たらしい光すら、今は心地よく感じる。さっきまで外になんて出たくなかったのに、自由になったと思うと、体が跳ねるような感覚がして、喜びのままに歩き出す。


 私は、自由な小惑星になるんだ。檻の中の鳥ではなく、宇宙を漂う小惑星に――。

 憂鬱な気持ちなんて、遠く空の彼方へと消えてしまっていた。


 午後の七時を回ったくらいだろうか、辺りは徐々に暗くなっていき、オレンジ色の空が暗く染まり始めている。私は父に見つかるのが怖くて、先程まで遠くの河川敷でただただ座り込んでいた。ゆっくりと軽い動作で起き上がって、公園を目指すことにした。足取りは軽く、今にも踊り出してしまいたい衝動を堪えるのに必死な程であった。


 いつものブランコに座って、翔を待つことする。昨日の約束を忘れられていなければ、きっとここに来るだろう。

 空が暗くなり、虫のさざめきが聞こえだす。ぎこぎことブランコの揺れる音を鳴らしながら、翔が来るのを待った。

 公園にある時計を見ると、ちょうど九時をさしたところであった。光に集まった虫たちが、蛍光灯の側で踊っていた。


 暗くなってしまうと、どうしてもマイナスな事を考えてしまうというのは、私の境遇がそうさせるのか、それとも人の性なのかはわからないけれど、だんだんと不安が込み上げてくる。


 学校に行かなかったから、来ないと思われたのかな?

 場所が変わってしまって、その事を伝えられなかったのかな?

 それとも小惑星を見るのは、やめにしたのかな? 


 悪い考えが、頭の中をループし始める。寂しさが私を支配して、足をばたつかせても落ち着かない。不安でこのまま帰ってしまいたくなったけれど、帰れば余計に辛いだけだと思って、待ち続けることにする。まさに、板挟みの状態だった。

 

 足をばたばたさせて三十分ほど過ぎた時、その時だった。遠くからちゃりちゃりとした音が聞こえて来る。それが翔のものであることを理解するのに、時間はかからなかった。


「翔!」

 私は感極まった。瞬間、胸の中が安堵感でいっぱいになり、目には涙すら浮かべた。

「朝美、来てくれてたんだ!」

「待ってたよ、ずーっと!」

 翔は、笑顔だった。

 肩には大きな荷物を背負っていて、それを地面に置く。重量感のある音が、暗い公園内に響く。


「今日はどうしたの? 学校は……」

「ちょっと、疲れちゃって」

「そっか、まあでも、今が元気そうならいいんだ」

 翔は私のアザを少しだけ見て、目を逸した。けれど、それをおくびにもださずに、私の目をしっかりと見つめてくる。キラキラとした、綺麗な目をしていた。


「さてと」

 翔は、大きなリュックサックから、鉄の塊を取り出す。それを手際よく組み立てると、大きな望遠鏡になった。

「すごい、これって望遠鏡? 初めてみた」

「天体好きからしたら、このくらい当然だよ! 一台しかないから交代で見ることになっちゃうけど、いいかな?」

「全然、私は後でいいからね」


 さりげなく、私もしっかり見るよという自己主張をしてみた、素直に発言するのは少し怖かったけれど、翔は優しく笑ってくれた。辺りは暗いけれど、翔の居る安堵感と、空に浮かぶ星々に囲まれて、この空間だけは明るく照らされているようだった。


 気づけば時計の針は十時を指している。望遠鏡の組み立てに時間がかかったのもあるけれど、それ以上に翔と居る時間がたのしくて、時間の流れを感じなかったからだろう。翔が時計を見て、望遠鏡に手をかけた。


「そろそろ……だね」

 そう呟くと、翔は一目散に望遠鏡を覗き込む。そんなに素直で無邪気な翔を見ているとこっちまで嬉しくなってしまう。それに、友達の喜ぶ姿が見れるというのもだけど、小惑星を見るというのは、今の私が一番期待していたことだったから。だって、小惑星は自由で、私とは正反対だから。私も……小惑星になりたかったから。それはまるであこがれの人を見に来たような感覚だった。


「どう? 見えた?」

 私は早く小惑星を見たくて、急かした。そんなに早く見れるものではないことくらいはわかっているけれど、それでもこの高鳴る気持ちを抑えきれずにいたのだ。

「あ! あれ!!」

 翔は大声を出して、空を指差す。私はすぐさま指の差された方へと顔を振り向かせた。キラキラとした星たちだけが、目の前に写った。


「どこ!? どこなの!?」

「肉眼じゃ見えないよ! ほら、覗いてみて!」


 私は、逸る気持ちを抑えながら、ゆっくりと望遠鏡を覗く。目の前には先程まで見えた星たちが、より一層の輝きを見せていた。そして、その星たちの中を滑るように移動する星を見つけた。


「これが……小惑星……!」


 私はすっかり、小惑星に夢中になった。翔が居るのも忘れて、ただ、小惑星を追った。そして気づけば、小惑星は止まっていた。


 だんだんと小惑星が目の前に迫ってくる。他の星たちよりも大きくなって、目の前に降りてくるような気がする。それを見ていると吸い込まれてしまうような、そんな気配すらも感じられる。私はそれでも、じっと小惑星を見つめ続けた。


 すると驚いたことに、小惑星に乗った何者かが、こちらに手を降っているのが見えた。それは子供のような見た目で、肌は白く、髪も白い生命体だ。それが、こちらに笑顔で手を降っている。


「君が、朝美ちゃん?」

 その白い肌の子供は、私に話しかけた。その声はとても澄んでいて、この世のものとは思えない、優しい声をしていた。

「……うん」

「ずっと、待ってたんだ」

 小惑星は、すぐ目の前まで来ていた。手を伸ばせば届いてしまうほどに、私の近くにその存在を感じられた。私は望遠鏡から目を離して、その子供と目を合わせた。

「もしよかったら、僕たちと一緒に、旅に出ないかい?」

「旅?」

「そう。自由で、ふわふわと漂う、宇宙の旅さ」

 そう言ってその子供は、私に手を差し伸べる。

 私は何も考えなかった。いや、考えることなんて出来なかった。この手を握れば、私は本当に自由になれるのだと、夢に見た宇宙の旅に出られるのだと、もう二度と痛みと恐怖は襲わないのだと。その提案を断ることなんて、したくは無かった。


 私は、ゆっくりと、少年の方へ手を伸ばした。


「わかった、行こう」



 私は、小惑星に乗った子供の手を握った。それは暖かくて、優しくて、心が歓喜の涙を流した。


 ――瞬間、空を飛んだ。


 小惑星が飛び立つ、下を見ると、いつもの見慣れた公園がそこにはあった。

 私は翔に手を振った。もう二度と戻ることはないかもしれないけれど、それでもなぜか寂しい気持ちは無かった。だって、翔も私に、微笑みながら手を降っていたから。


 こうして、私は宇宙の一部となった。もしかしたら、もう、とっくの昔にその権利を持っていたのかもしれない。ただ、自分の中の自由な心に気づいてあげられなかったから、空を飛べなかったのかもしれない。


 全てが浄化されていくのを感じる。体も心も、満たされていく。


 この夜、私は小惑星となった。

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