第3話ママの勘違い(前編)

ある日。

「だから、翔太がやったって行ってるやろ!」

家の中に私の声が響き渡った。

「うわーん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」

翔太が泣いている。

お前、小五だろ。しかも、中学受験するんだろあれ。大丈夫か?あんなメンタルで。しかも演技上手で。



数分前


兄弟喧嘩あるある原因


リモコン


ゲーム


ちょっとしたこと。


などなど


などとは違うくて。

題名にある通り、全てはママの勘違い。


遊んでいた兄弟。

うっかり、私は、弟の頭をテレビ台の角にぶつけてしまい、ママは三階にいて、その弟の泣き声で降りてきてしまったのだ。

最悪。

だいたい親っていらんところで出てくる。だけど子供からすればなんやかんやあってもほっとけない。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る