駆け出しエンジニアは億万長者の夢を見る
コピペエンジニア
第一章 プログラミンスクール?
第1話 紫煙たゆらせ
「ふぅー」
一息に大きく煙を吐き出し、彼は喫煙室で一人
朝日が喫煙室の窓を照らし始めた、工場の始業前、作業着に着替える前に彼は一服をすることが習慣だ。
彼の名前は
彼は今胸の内に小さな引っ掛かりがある。先週の事だ。大型連休で久しぶりに友人達が地元に集まっているので酒を酌み交わそうと集まった。
その場でふと誰かが言ったのだ。
「お前ら年収いくら?」
みんな順番に答えていった。
「俺は手取り20だから20×12で240かな?」
「俺歩合のおかげで500は行ってるぜ」と答えていく。
「俺350でちょうど24歳大卒の平均らしい」
スマホを見つつ答えている者も居た。
だが、彼の年収は実のところ250万、手取りは20万に届かない程だろう。彼は友人達に軽くであるが見栄を張るために嘘をついた事。
そして友人達と比べると劣る年収。友人達より早くに社会人として働いているのに学歴でこんなにも変わるのかと衝撃を受けていた。
連休が明けても彼は悩んでいた。
「お、
口に
「おはようございます」
「
この工場に入った頃から付き合いがある
「あぁ~、連休中に友人達と飲んでたら年収の話になって同い年なのに年収こんなに差がでるんだって思ちゃって…」
「学歴ってものがあるからね…同期なのに学歴が違うとスタートする給与も違うんだよね。あと会社側が用意してるキャリアパスが違うんだよな…」
「あ、僕そろそろ着替えてきます。」
時計を見て
本当ならもう1本くらい
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