第6話 空気に乗る

空気をうまく掴めば浮くことはできる。

掌でゆっくりと空気を掴むんだ。

掌に圧力を感じる、ゆっくりと押し出すように下へ向けて。

だんだん体が浮いてくるんだ、室内だと天井に届いちゃう。


慣れると全身で水に浮くように、空気に浮かぶ事が出来るようになる。

ここまで出来ると、空気が複数の層で出来てるのが見えて来る。


更に浮かびやすくなるはず、君も試してみない?



ーーおしまいーー

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